ラデク・バボラークは1976年生まれのチェコのホルン奏者です。8歳でホルンを習い
始め、12歳の時にはコンチェルティーノ・プラハで優勝。1992年のプラハの春国際
コンクールで3位入賞。プラハ音楽院でベトジヒ・ティルシャルに師事、在学中の1993年
のジュネーヴ・コンクールでは1位なしの2位、そして1994年のミュンヘン国際コンクール
では18歳の若さで見事優勝しています。来日の時も評判となっていました。
1996年までチェコ・フィルに在籍していましたが、その後ドイツに渡り、ミュンヘン、
バンベルク、ベルリンで活躍、2003年のシーズンからベルリン・フィルの首席に就任して
いましたが、2010年に退団。退団後はソロ活動とバボラークが結成した
チェコ・シンフォニエッタの指揮をしています。 |