ラデク・バボラーク
ライヒャ&モーツァルト/ホルン五重奏曲集(2024) |
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CD(Belvedere Label BVE08087)
モーツァルト週間2024
1.ライヒャ/ホルンと弦楽器のための五重奏曲
変ホ長調Op.106
2.モーツァルト/ホルンと2本のヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロのためのロンド ニ長調 K.514
(ジュスマイヤー補筆完成版)
3.モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調K.407
4.モーツァルト/クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
〜第2楽章:ラルゲット(バボラーク編)
5.モーツァルト/交響曲第22番ハ長調K.162
〜第3楽章:プレスト・アッサイ(バボラーク編)
バボラーク・アンサンブル
ラデク・バボラーク(ホルン)
ミラン・アル=アシャブ(ヴァイオリン)
マルティナ・バチョヴァー(ヴァイオリン)
カレル・ウンターミューラー(ヴィオラ)
ハナ・バボラーコヴァー(チェロ)
ダーヴィト・パヴェルカ(コントラバス)(1)
録音 2024年1月29日
ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール/ライヴ
ザルツブルクのモーツァルト・ウィーク2024で演奏したバボラーク・アンサンブルによるライヒャとモーツァルトの録音です。
アントン・ライヒャのホルン五重奏曲ホ長調は1829年にルイ=フランソワ・ドープラのためにパリで書かれ、4つの楽章で構成されています。ここではコントラバスが追加されています。第1楽章は美しい主題と技巧的な部分があります。バボラークのホルンは完璧な演奏で大変素晴らしいです。弦楽もよい響きです。ホルンのきれいな響きが聴かれます。第2楽章のレントは優しい歌が流れます。バボラークのホルンはきれいな演奏です。後半には力強いホルンの演奏もあります。第3楽章のメヌエットはホルンの楽しそうな歌と技巧的な部分があります。バボラークの大変技巧的なホルンが聴かれます。弦楽もよい響きです。第4楽章のフィナーレはアレグロ・アッサイ、ホルンの華やかな主題が朗々と歌われます。速いパッセージもあります。バボラークの演奏は素晴らしいです。弦楽も素晴らしい演奏です。
モーツァルトのホルンと2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのためのロンド K.514はジュスマイヤーの補筆完成版です。ホルン協奏曲第1番の第2楽章の部分ですが、ここではホルン五重奏版です。バボラークの見事な演奏です。
モーツァルトのホルン五重奏曲はバボラークの3度目の録音です。第1楽章はホルンが明るい響きできれいな演奏です。流麗できれいなホルンは素晴らしい演奏です。弦楽も緻密な演奏です。ヴァイオリンの美しい響きは印象的です。第2楽章のアンダンテはホルンの美しさが聞きものです。弦楽もモーツァルトの天国的な美しさがあります。素晴らしい演奏です。第3楽章のロンドの演奏もきれいな響きです。あざやかなホルンでハイトーンもよく響きます。大変素晴らしい演奏です。
アンコールはモーツァルトのクラリネット五重奏曲イ長調から第2楽章をバボラークがホルン用に編曲して演奏しています。クラリネットのソロをホルンで演奏するのもいいものです。大変きれいな演奏です。弦楽もきれいな演奏です。
アンコール2曲目はモーツァルトの交響曲第22番ハ長調K.162から第3楽章をバボラークがホルン五重奏用に編曲して演奏しています。大変豪華な演奏です。面白い響きも入って見事な演奏です。最後に拍手大喝采の様子が聞かれます。 |
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