ラデク・バボラーク
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CD(Camerata CMCD−28254)
ミロシュ・ボク/クレド
1.クレド嬰ヘ短調
2.聖霊賛歌(オーケストラ版)
3.夢見るクリスマス・キャロル(オーケストラ版)
パヴラ・ゾヴァロヴァー(ソプラノ)
カテジナ・ヤロフツォヴァー(アルト)
ミロスラフ・ペリカーン(テノール)
パヴェル・ヴァンチュラ(バス)
ミロシュ・ボク指揮
チェコ・ソリスト交響楽団
ラデク・バボラーク(ホルン)
ヤン・ムシル(ホルン)
プシェミスル・クシツァ(オルガン)
ウスティー・ナド・ラベム児童合唱団
プラハ・カレル大学合唱団
パルドゥビツェ大学合唱団
録音 2006年5月27&28日
モスト聖母被昇天教会
ミロシュ・ボクは1968年生まれのチェコの作曲家です。このアルバムは2006年に録音されましたが、発売は東日本大震災が起きた2011年の年末でした。ミロシュ・ボクはバボラークにブルックナーや室内楽の編曲も提供しています。
「クレド」はラテン語で「信じる」という意味ですが、この宗教曲を宗教的な響きというよりもブルックナー的な深遠さと天上の響きを表現した見事な作品です。チェコ・ソリスト交響楽団はチェコのオーケストラから参集したメンバーによります。バボラークのホルンはソリストとしてではなくオーケストラのホルンとしての参加ですが、「クレド」においても「夢見るクリスマス・キャロル」においても和音の美しさは素晴しく、モスト聖母被昇天教会の豊かな残響とともに美しい響きに心を洗われます。現代作品ながらも流れる音楽はロマン派の音楽といえるでしょう。 |
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