ラデク・バボラーク

アフラートゥス・クインテット/ライヒャ、フェルステル&ドヴォルザーク
CD(EXTON OVCL−00011)

アフラートゥス・クインテット デビュー
1.ライヒャ/木管五重奏曲第9番ニ長調Op91−3
2.フェルステル/木管五重奏曲Op95
3.ドヴォルザーク〜ワルター編/
   木管五重奏曲ヘ長調Op96「アメリカ」

  アフラートゥス・クインテット
  ロマン・ノヴォトニー(フルート)
  ヤナ・ブロジュコヴァー(オーボエ)
  ボイチェフ・ニードゥル(クラリネット)
  オンドジェイ・ロスコヴェッツ(ファゴット)
  ラデク・バボラーク(ホルン)
  録音 2000年4月19&20日
    プラハ/ドヴォルザーク・ホール

 アフラートゥス・クインテットのデビュー作です。アフラートゥス・クインテットは1997年のミュンヘン国際の室内楽部門で優勝した団体でバボラークがホルンを吹く超一流のアンサンブルです。メンバーはプラハ音楽院とプラハ音楽アカデミーの卒業生。
 このアルバムは彼らの母国の作曲家の作品を演奏したものです。ライヒャの名作を始め、1909年作曲のフェルステルの木管五重奏曲、そして弦楽四重奏の名曲、ドヴォルザークの「アメリカ」を管楽五重奏にアレンジしたものを演奏しています。
 ライヒャはもちろんのこと、フェルステルの木管五重奏曲の美しさは聞き物です。最後の「アメリカ」は冒頭のヴィオラのメロディーをファゴットで吹いており、続くフルートの美しい音がたまりません。この曲ではクラリネット、フルートが活躍しており新しい曲を聴いているようで楽しくなります。


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