ハンスイェルク・アンゲラー

CD5/ホルンの哀歌

CD(Gramola 99286-5)

CD5:ホルンの哀歌
1.フランツ・シュトラウス/夜想曲 Op.7
2.R.シュトラウス/アンダンテ ハ長調 TrV155
3.ボザ/森にて Op.40
4.オスカー・フランツ/無言歌 Op.2
5.シューベルト/流れの上で D.943
6.プーランク/エレジー
      〜デニス・ブレインの思い出に

 ハンスイェルク・アンゲラー(ホルン)
 トーマス・ラルヒャー(ピアノ)(1&2)
 ボジダル・ノエフ(ピアノ)(3&4)
 ハンス・ゾーイエル(テノール)(5)
 ノルベルト・リッカボナ(ハンマークラヴィーア)(5)
 フローリアン・ポドゴレアヌ(ピアノ)(6)
 録音 1990年(1&2)1985年(3&4)
     1989年(5)2015年(6)

  フランツ・シュトラウスの「夜想曲」はホルンの名曲です。アンゲラーのホルンはきれいな演奏です。みごとなノクターンの演奏です。流麗なホルンです。ライヒャーのピアノもよい響きです。アンゲラーのホルンは力強さもあって見事な演奏です。
 R.シュトラウスの「アンダンテ ハ長調」はホルン・ソナタのアンダンテともいえそうな、きれいな作品です。アンゲラーのきれいなホルンが魅力的です。ラルヒャーのピアノもきれいな響きです。
 ボザの「森にて」は快適な演奏です。アンゲラーのホルンは見事な演奏です。ミュート音もよい響きです。ピアノもよい響きです。
 オスカー・フランツの「無言歌」はきれいなホルン演奏です。ノエフのピアノもよい響きです。
 シューベルトの「流れの上で」はホルンに始まって、テノールの歌唱になります。ゾーイエルのテノールはきれいです。そしてアンゲラーのホルンは大変よい響きです。シューベルトの名曲の素晴らしい演奏です。リッカボナのピアノはハンマークラヴィーアです。
 プーランクの「エレジー」〜は「デニス・ブレインの思い出に」として1957年に事故死した名ホルン奏者デニス・ブレインを偲んで作曲されました。ホルンに始まってピアノが入ると迫力のある演奏になります。グリッサンドは見事な演奏です。その後のエレジー音楽はきれいな演奏です。ポドゴレアヌのピアノもよい響きです。アンゲラーのホルンは素晴らしい演奏です。


トップへ
戻る
前へ
次へ