ラデク・バボラーク

ラヴェル・レボリューション21
CD(EXTON OVCL-00062)

ラヴェル・レボリューション21
1.ソナチネ(ピーターソン編)
2.クープランの墓(メイソン・ジョーンズ編)
3.3つの高雅で感傷的なワルツ(シュミット編)
4.亡き王女のためのパヴァーヌ(シュテルバー編)
5.ハバネラ形式の小品(シュテルバー編)
6.マ・メール・ロワ(ポプキン編)

 アフラートゥス・クインテット
 ロマン・ノヴォトニー(フルート、ピッコロ、アルト・フルート)
 ヤナ・ブロジュコヴァー(オーボエ、イングリッシュホルン)
 ボイチェフ・ニードゥル(クラリネット&バスクラ)
 オンドジェイ・ロスコヴェッツ(ファゴット、コントラFg)
 ラデク・バボラーク(ホルン)
 録音 2001年9月22〜24日

 このアルバムはバボラークがバンベルク交響楽団の首席だったころの録音です。チェコの仲間とアンサンブルを組織しての演奏はまるでオーケストラを聴いているかのようです。
 ピアノ曲が原曲というのがほとんどですが、アレンジはオーケストラ版を意識したものですので。違和感なく聴くことができます。メイソン・ジョーンズがアレンジした「クープランの墓」はアレンジ、演奏ともに見事な出来栄えでした。
 亡き王女のためのパヴァーヌはホルンにソロを吹かせないアレンジで冒頭はファゴットのソロという暴挙に出たもので大変面白いです。しかしながら大変きれいな演奏でこれもオーケストラが聞こえてきます。最後の「マ・メール・ロワ」も絶品演奏です。チェコからフランスの香りが漂ってきます。


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