ノルベルト・ハウプトマン
ロルツィング/ホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック |
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CDR(Theatre Disques TD-11)
1.ハイドン/交響曲第96番ニ長調
ニ長調 Hob.I:96「奇蹟」
2.ロルツィング/ホルンと管弦楽のための
コンツェルトシュテュック ホ長調
3.R・シュトラウス/組曲「町人貴族」Op60
ノルベルト・ハウプトマン(ホルン)(2)
ハンス・シュッミット=イッセルシュテット指揮
ベルリン放送交響楽団
録音 1972年11月8日ライヴ
ハンス・シュッミット=イッセルシュテット最晩年の演奏会ライヴです。
ハイドンの交響曲第96番「奇蹟」はザロモン交響曲の中の1曲です。「奇蹟」という標題は初演の時に会場のシャンデリアが落下した事件があり、それでも怪我人が出なったことから「奇蹟だ!」という話が由来になっています。大変美しい作品で、フルートとオーボエが良い響きで歌っています。中でも第3楽章「メヌエット」はきれいです。
ロルツィングのホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュックは冒頭にイッセルシュテットの解説があります。この作品は録音が大変少なく、他にペーター・ダムがあるだけです。かなり演奏が難しい作品ですがハウプトマンは素晴らしいテクニックで吹いています。オペラ作曲家のロルツィングの作品だけに主題の美しさとそのヴァリエーションがまた見事です。録音は大変良い状態ですからありがたいことです。70年代にFMからエアチェックしたテープを持っていますが、良い音質で発売されて大変うれしいです。
リヒャルト・シュトラウスの組曲「町人貴族」は9つの曲の組曲でリュリの作品からの編曲も含まれます。またピアノが使われており、第3曲でトランペットやホルンが歌うなどシュトラウスらしい作品です。(2009年EU盤) |
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