メイソン・ジョ−ンズ
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CD(SONY CLASSICAL SM3K47215)
モーツァルト/管楽器のための協奏曲集
1.オーボエ協奏曲ハ長調K314
2.フルート協奏曲第1番ト長調K313
3.ファゴット協奏曲変ロ長調K191
4.クラリネット協奏曲イ長調K622
5.協奏交響曲変ホ長調K297b
6.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412
7.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
8.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
9.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
ジョン・デ・ランシー(オーボエ)(1、5)
ウィリアム・キンケイド(フルート)(2)
バーナード・ガーフィールド(ファゴット)(3、5)
アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)(4、5)
メイソン・ジョーンズ(ホルン)(5〜9)
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
録音 1961年12月10日(1)
1960年4月24日(2)
1961年1月29日(3)
1961年4月9&16日(4)
1957年12月23日(5)
1961年2月5&26日(6)
1961年12月3日(7)
1961年2月5日(8)
1961年2月26日&
1962年3月11日(9)
このCDはモーツァルトの管楽器のための協奏曲を集めたものです。フルート協奏曲の第2番が抜けていますが、原曲がオーボエ協奏曲なので省略したのではないかと思われます。
各ソリストたちはフィラデルフィアの首席でした。オーボエ協奏曲はチャーミングな演奏でした。フルート協奏曲第1番はやや速めのテンポです。冒頭でオーケストラがちょっと力んでしまい、モーツァルトの響きらしくない面がありますがフルートはきれいな演奏です。ファゴット協奏曲はガーフィールドのソロが聞きものです。ジリオッティのクラリネット協奏曲も良い演奏です。
協奏交響曲はメイソン・ジョーンズの2回目の録音です。1回目はストコフスキーの指揮でした。こちらの演奏は良い響きの演奏でした。
メイソン・ジョーンズはホルン協奏曲全集でナチュラルホルンに挑戦しています。第1番の第2楽章で吹いています。私はレコードでは何にも書いてないためにそんなこととは知りませんでした。音がふんわりとした演奏で一度聞いたらお蔵入りでしたがCDで聞いたときに気が付きました。
演奏は音が太くてそれでいてレガートで吹いてますので、面白い演奏に聞こえます。ほの暗い音色です。3番と4番のカデンツァは凝ったものです。興味が尽きません。これを聞いてからカデンツァが面白くてモーツァルトをどんどん集めたものでした。 |
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