
ハンスイェルク・アンゲラー
CD9/ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニック |
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CD(Gramola 99286-9)
CD9「ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニック」
1.モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」K.492による
13の楽器のためのハルモニームジーク
(アルフレード・ベルナルディーニ編)
2.ワーグナー/「神々の黄昏」〜ジークフリートの
葬送行進曲
3.エルンスト・ルートヴィヒ・ライトナー/
交響曲第4番〜第4楽章「別れ」
4.ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」Op.77〜序曲
5.フチーク/ワルツ「冬の嵐」Op.184
6.ホルスト/組曲「惑星」 Op.32〜木星
7.J.シュトラウス2世/
ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314
吹奏楽編曲:シュヴァルツマン(2&4〜7)
ハンスイェルク・アンゲラー指揮
ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニック
ダニエル・ヨハンセン(テノール)(3)
録音 2016年(1)2014年(2)
2009年(3)世界初演
2018年(4)
2019年(5&7)
2023年(6)
このアルバムは吹奏楽版編曲の作品です。ハンスイェルク・アンゲラーは全曲の指揮をしています。
モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」による13の楽器のためのハルモニームジークはアルフレード・ベルナルディーニの編曲です。第1曲のシンフォニアと5つの小品で構成されています。シンフォニアは「フィガロの結婚」序曲で始まります。弦楽器が入らないので独特の響きです。第2曲は木管がきれいな響きです。ホルンもよい響きです。第3曲はホルンのよい響きに始まります。第4曲は馴染み深い主題が木管で歌われます。第5曲も木管できれいに歌われます。第6曲は華やかな響きです。
ワーグナーの「神々の黄昏」から「ジークフリートの葬送行進曲」はシュヴァルツマンの編曲です。打楽器に始まって、やがて金管の深い響きになります。木管が入るとよい響きです。後半にはホルンもよい響きで歌われます。トランペットもよい響きです。
エルンスト・ルートヴィヒ・ライトナー[1943-]の交響曲第4番〜第4楽章「別れ」はオリジナル作品のようです。世界初演です。金管がきれいに歌います。木管もよい響きです。打楽器もよい響きです。穏やかにコールアングレも歌います。後半にテノールの歌唱が入ります。きれいな作品です。
ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲はシュヴァルツマンの編曲です。重厚な響きに始まります。ホルンの主題がきれいな響きです。主部では木管がよい響きです。後半も素晴らしい演奏です。
フチークのワルツ「冬の嵐」はシュヴァルツマンの編曲です。賑やかに始まって、途中にはきれいな歌にもなります。後半は楽しそうに賑やかな響きになります。
ホルストの組曲「惑星」から「木星」はシュヴァルツマンの編曲です。吹奏楽でもよく演奏される曲です。冒頭から見事な演奏です。ホルンの主題も素晴らしい演奏です。ジュピターのテーマは木管とホルンできれいに歌います。後半も素晴らしい演奏です。
J.シュトラウス2世のワルツ「美しく青きドナウ」は名曲で、これもシュヴァルツマンの編曲です。冒頭のホルンは大変よい響きです。主部のワルツは木管とホルンがきれいな響きです。金管もきれいです。後半も素晴らしい演奏です。 |
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