メイソン・ジョ−ンズ
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CD(Sony Classical 19658813262)12枚組
フィラデルフィア木管五重奏団/室内楽作品コレクション
CD8
1.トッホ/5つの小品 Op.83
2.トッホ/フルート、クラリネット、ファゴットのための
ソナチネッタ Op.84
3.カウエル/弦楽四重奏曲第5番
フィラデルフィア木管五重奏団
マレイ・パニッツ(フルート)(1&2)
ジョン・デ・ランシー(オーボエ)(1)
アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)(1&2)
メイソン・ジョーンズ(ホルン)(1)
バーナード・ガーフィールド(ファゴット)(1&2)
ウォード・ファーン(ホルン)(1)
フレッド・ヒンガー(パーカッション)(1)
チャールズ・オーウェン(パーカッション)(1)
ボザール弦楽四重奏団(3)
録音 1962年7月13日(1)
1962年7月13日&9月24日(2)
1962年9月18&19日(3)
フィラデルフィア木管五重奏団の室内楽作品コレクションのCD8になります。
エルンスト・トッホ(1887〜1964)の5つの小品は木管六重奏とパーカッションによる演奏です。第1曲はきれいな木管による演奏です。第2曲は速めのテンポで演奏しています。木管の響きがきれいです。最後にパーカッションが入ります。第3曲「夜の歌」は木管とホルンがきれいに響きます。第4曲はファゴットや木管の良い響きで始まります。パーカッションも入ります。2つのホルンも良い響きです。後半にはマリンバのような音も響きます。第5曲は華麗な響きのシロフォンとホルンで始まります。木管の響きもきれいです。ファゴットの響きと共にシロフォンやマリンバも響く面白い作品です。途中にはドラムも響きます。ユニークな作品です。演奏は素晴らしいです。
トッホの「フルート、クラリネット、ファゴットのためのソナチネッタ」は3つの楽章で構成されています。第1楽章「アレグレット・コモド」は3つの木管のきれいな響きが素晴らしいです。第2楽章「スロー」は遅いテンポです。フルートのソロに始まります。そしてクラリネットが続き、ファゴットがきれいに響きます。第3楽章「アレグロ」は3つの楽器がきれいな響きです。ユニゾーンもあります。この作品はきれいな響きです。
カウエルの弦楽四重奏曲第5番は5つの楽章で構成されています。ボザール弦楽四重奏団の演奏です。第1楽章「レント」はきれいな響きです。ヴィオラやチェロのソロもあります。第2楽章「アレグロ」も華麗な響きに始まります。やがてチェロのソロがきれいに響きます。四重奏も良い響きです。第3楽章「アンダンテ」はロマンティックな響きがきれいです。ヴィオラがきれいに歌います。第4楽章「プレスト」はチェロの細やかなソロに始まります。ヴァイオリンの刻みも良い響きです。後半は厚い響きです。第5楽章「ラルゴ、アレグロ・マルカート〜アレグロ」はきれいな序奏のあとに華麗な響きの四重奏が聴かれます。素晴らしい演奏です。 |
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