ジョルジュ・バルボトゥ

バッハ/グランド・フーガ&シシリエンヌ
CD(IMD 0003CD)

ルシアン・テヴェ・リサイタル 1
1.デュカス/ヴィラネル
2.ギャレー/プレリュード
3.ワーグナー/ジークフリートの角笛
4.バッハ/グランド・フーガ
5. 〃  /シシリエンヌ
6.プーランク/エレジー
7.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調
  ルシアン・テヴェ(ホルン)(1〜7)
  ジャン・トゥルニエ(ホルン)(4&5)
  ジョルジュ・バルボトゥ(ホルン)(4&5)
  ザヴィエル・デルヴァーデ(ホルン)(4&5)
  ジャック・ダバト(ヴァイオリン)(7)
 ジャン=クロード・アンブロジーニ(ピアノ)(1&7)
  フランシス・プーランク(ピアノ)(6)
   録音 1960年代

 ルシアン・テヴェのホルンはフランス伝統の明るい音色でビヴラートをかけた独特のものです。パリ音楽院のホルンのほとんどのソロはテヴェのものです。バルボトゥも1970年ころまでピストンホルンを吹いていました。
 デュカスのヴィラネルはジャン・ドヴェミーのホルンに近い明るさです。前半は遅めのテンポで表情豊かに吹いています。また後半も遅く改めてこの曲の美しさを教えてくれたような気がします。
 プーランクのエレジーはテヴェの明るい音色で聴くと印象が全く違います。なお、プーランクのピアノ伴奏でエレジーの録音は貴重です。
 ブラームスのトリオも大変明るい響きで、曲そのものの印象が違うものになっていますが、まぎれもなくブラームスです。


トップへ
戻る
前へ
次へ