クリストフ・エス
シューマン/5つの狩りの歌/ホミリウス/ホルン四重奏曲、他(2015) |
|
|
CD(GENUIN GEN-16434)
男声アンサンブルとホルンのための音楽
1.アウグスト・ホルン/森の歌Op26
2.シューマン/5つの狩りの歌Op137
1)大物猟
2)気をつけて
3)狩りの朝
4)暁
5)酒を飲んで
3.ホミリウス/ホルン四重奏曲変ロ長調Op38
4.ゴルトマルク/静かな海と楽しい航海Op16
5.フェルディナンド・フンメル/森の中の散歩Op48
6.シューベルト/4つの歌曲Op17、D983
1)青年の喜びOp17−1
2)愛 Op17−2
3)輪舞のためにOp17−3
4)夜 Op17−4
7.シューベルト/森の夜の歌D913
8.シュタインハウザー/森の孤独Op32
アマルコルド
ヴォルフラム・ラトケ(テノール)
ロベルト・ポーラース(テノール)
フランク・オツィメク(バリトン)
ダニエル・クナウフト(バス)
ホルガー・クラウゼ(バス)
ジャーマン・ホルン・サウンド
クリストフ・エス(ホルン)
ゼバスティアン・ショル(ホルン)
シュテファン・ショットシュテット(ホルン)
ティモ・シュタイニンガー(ホルン)
録音2015年10月16〜21日
ドイツの男声アンサンブル、アマルコルドは男性5人の団体です。この5人とジャーマン・ホルン・サウンドによる演奏は音域が近いために美しいハーモニーになります。
アウグスト・ホルン(1825〜1893)の「森の歌」は雄大な響きの作品です。これは明るい時間の「森の歌」でしょう。ホルンと男声コーラスのハーモニーが素晴らしい。
ロベルト・シューマン(1810〜1856)の男声合唱とホルン四重奏のための「5つの狩りの歌」はラウベの詞にシューマンが作曲したものです。狩猟の様子を歌ったもので威勢の良い第1曲「大物猟」、静かな緊張感の第2曲「気をつけて」、気力あふれる第3曲「狩りの朝」、夜明けの雰囲気を歌う第4曲「暁」そしてくつろぎと祝杯の第5曲「酒を飲んで」とシューマンのホルン作品らしい男声合唱を伴う名曲です。
コンスタンティン・ホミリウス(1840〜1918?)の「ホルン四重奏曲変ロ長調」はホルン・アンサンブルの醍醐味を味わえる名曲です。第1楽章「行進曲風に」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「プレスト」の3つの楽章で構成されています。
カール・ゴルトマルク(1830〜1915)の「静かな海と楽しい航海」は男声合唱とホルン四重奏で演奏されています。5分足らずの作品。
フェルディナンド・フンメル(1855〜1928)は有名なヨハン・フンメル(1778〜1837)とは別の作曲家です。「森の中の散歩」は男声合唱とホルン四重奏で演奏されています、6つの小品で構成されています。第3曲「森の歌」はホルンの雄大な響きが素晴らしいだけに5人の合唱が弱いほどです。この作品も名作です。
フランツ・シューベルト(1797〜1828)の「4つの歌曲」はテノール2、バス2の四重唱曲です。シューベルト独特の美しいハーモニーが聞かれます。
シューベルトの「森の夜の歌」は男声合唱とホルン四重奏のための作品。シューマンの「5つの狩りの歌」同様にこの組み合わせの作品の代表的な作品です。壮大な響きと静けさがあります。
カール・シュタインハウザー(1852〜1934)の「森の孤独」は男声合唱とホルン四重奏で演奏されます。森の歌にはホルンが合います。2分あまりの小品です。 |
|
|
|