ギュンター・ヘーグナー
アンサンブル・ウィーン・ベルリン/木管五重奏曲集(1983) |
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CD(SONY 38DC189)
木管五重奏曲集
1.ハイドン/木管五重奏のための
ディヴェルティメント変ロ長調Hob.U/46
2.ダンツィ/木管五重奏曲変ロ長調Op56−1
3.ボザ/管楽器のためのスケルツォOp48
4.イベール/木管五重奏のための3つの小品
5.ヴィラ=ロボス/ショーロス形式の五重奏曲
アンサンブル・ウィーン・ベルリン
ウォルフガング・シュルツ(フルート)
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
カール・ライスター(クラリネット)
ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)
ギュンター・ヘーグナー(ウィンナホルン)
録音 1983年5月11&12日
ウィーン・フィルとベルリン・フィルのトップ奏者が1983年にアンサンブル・ウィーン・ベルリンを結成して活動を初めて間もなくこの録音がされました。記念すべき最初の録音でした。
ハイドンの木管五重奏のためのディヴェルティメント変ロ長調は木管五重奏の古典ともいえる作品です。第2楽章の「聖アントニーのコラール」はブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」の主題に使われていることで有名です。
ダンツィの木管五重奏曲変ロ長調作品56−1は単独でも演奏される名曲です。フルートとオーボエの扱いのうまいダンツィの作品は響きの良さが格別です。ヘーグナーのウィンナホルンが印象的です。
ウジェーヌ・ボザの管楽器のためのスケルツォは短い作品ですが、動きの細かい演奏はまるで「熊蜂の飛行」のようです。
ジャク・イベールの「木管五重奏のための3つの小品」はブレインの録音で有名な作品です。第1曲「アレグロ」、第2曲「アンダンテ」、第3曲「アセ・レント/アレグロ・スケルツァンド」となっています。
ヴィラ=ロボスの「ショーロス形式の五重奏曲」はヴィラ=ロボスがブラジルのショーロス(ポピュラー音楽の形式)を取り入れた作品です。かなり自由に演奏しているようでもありますがよくできた作品です。他にブヤノフスキーらの録音があります。 |
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