ギュンター・ヘーグナー

モーツァルト/セレナード第10番「グラン・パルティータ」
CD(LONDON POCL-2209)

1.モーツァルト/セレナード第10番変ロ長調K36
        「グラン・パルティータ」
2.モーツァルト/アダージョ変ロ長調K411

  ウィーン管楽合奏団
  ゲルハルト・トレチェック(オーボエ)(1)
  アレクサンダー・エールベルガー(オーボエ)(1)
  ペーター・シュミードル(クラリネット)(1&2)
  ヨハン・ヒントラー(クラリネット)(1&2)
  エルンスト・オッテンザマー(バセットホルン)(1&2)
  ノルベルト・タユーブル(バセットホルン)(1&2)
  ギュンター・ヘーグナー(ウィンナホルン)(1)
  フォルカー・アルトマン(ウィンナホルン)(1)
  ヴィリバルト・ヤネツィク(ウィンナホルン)(1)
  フランツ・ゼルナー(ウィンナホルン)(1)
  フリードリヒ・ファルトゥル((ファゴット)(1)
  ラインハルト・エールベルガー(ファゴット)(1)
  ヘルベルト・マンハルト(コントラバス)(1)
   録音 1980年6月(1)1989年1月(2)

  モーツァルトのセレナード第10番「グラン・パルティータ」は別名「13管楽器のためのセレナード」とも言われますが、13番目の楽器はコントラバスになります。この作品は7つの楽章からなる大きな組曲ということから「グラン・パルティータ」と名づけられますが演奏時間は49分という大曲です。ウィーン管楽合奏団はウィーン・フィルのメンバーでその緻密なアンサンブルはオーケストラの縮図といえましょう。第1楽章の華やかな響き、第2楽章:メヌエットのご機嫌な演奏が素晴らしいものです。第6楽章の主題と変奏は実に楽しい演奏です。
 アダージョ変ロ長調は2本のクラリネットと2本のバセットホルンによる演奏です。四重奏の美しい響きが流れます。


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