ローラント・ホルヴァート
ホルンとピアノのための音楽第3集/モーツァルト/ホルン協奏曲第1番 |
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CD(ARICORD CDA−18903)
ホルンとピアノのための音楽第3集
1.モーツァルト/ホルン協奏曲第1番ニ長調
2.シンディング/春のささやきOp32−3
3.チャイコフスキー/アンダンテ(ホルヴァート編)
〜交響曲第5番ホ短調Op64
4.ガーシュイン/ラプソディ・イン・ブルー
5.J・シュトラウス/酒、女、歌Op333
(ホルヴァート編)
ローラント・ホルヴァート(ウィンナ・ホルン)
(1、3&5)
ヨーゼフ・シャリンガー(ピアノ)(1〜5)
録音1990年代?
ホルヴァートはホルンとピアノのための音楽を9タイトル録音しています。これは第3集で、ホルンのオリジナル曲はモーツァルトのホルン協奏曲第1番のみです。
モーツァルトのホルン協奏曲第1番はピアノ版による演奏です。ウィンナ・ホルンの音色をたっぷり楽しめるものです。これぞウィーンのモーツァルトというところでしょう。
チャイコフスキーの第5番の第2楽章では有名なホルン・ソロがありますが、ホルヴァートは全楽章をピアノとホルンのために編曲しました。いわばホルンの吹き放題になっています。ただ、オーケストラのような迫力はありませんのでで物足りなさは感じます。
最後のワルツ「酒、女、歌」はヨハン・シュトラウスの代表曲のひとつで名曲ですが、ホルヴァートがホルンとピアノのために編曲したのにはおそらくこだわりがあったのでしょう。何度となく演奏したはずのこのウィンナワルツをひとりで吹いてみたかったのでしょう。
シンディングの「春のささやき」とガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」の2曲はシャリンガーのピアノ・ソロです。ラプソディ・イン・ブルーは2台のピアノ版は聞きますが、ピアノ・ソロは珍しいです。なかなか楽しい演奏です。 |
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