デイヴィッド・ジョリー
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CD(ARABESQUE Z6607)
1.ブラームス/ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op8
(1891年改訂版)
2. 〃 /ホルン三重奏曲変ホ長調Op40
デイヴィッド・ジョリー(ホルン)(2)
マーク・カプラン(ヴァイオリン)(1&2)
コリン・カー(チェロ)(1)
デイヴィッド・ゴルブ(ピアノ)(1&2)
録音 1989年2月16、17、18&25日
アメリカのゴルブ=カプラン=カー・トリオによるブラームスのピアノ・トリオ全集の1枚です。
ピアノ三重奏曲第1番は1891年の改訂版を使用しています。解説によれば1854年のオリジナルは小節数が4つの楽章で1628小節で、1891年改訂版では1170小節に短縮されています。初期の作品で、ピアノの響きもシューベルトの作品を思わせるものです。
ホルン三重奏曲はデイヴィッド・ジョリーのホルンです。第1楽章のゆったりとしたテンポは主題の美しさをたっぷりと聞かせてくれます。第2楽章:スケルツォは力強いホルンの響きが素晴らしい。第3楽章:アダージョ・マエストーソのゆたかな響きも聞き所です。第4楽章の速いテンポではピアノ、ヴァイオリンとホルンの凄まじいぶつかり合いが聞き物です。ジョリーのホルンは明るさと力強さを持っており、見事なテクニックを披露しています。 |
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