リチャード・バーディック
|
|
CDR(Richard Burdick 番号なし)
ドープラのホルン二重奏曲Op13第2巻
1.ホルン二重奏曲第3番Op13−3
2.ホルン二重奏曲第5番Op13−5
3.ホルン二重奏曲第6番Op13−6
リチャード・バーディック(E♭ナチュラルホルン)
(多重録音)
録音 2007年
リチャード・バーディックのホルンによるドープラの6つのホルン二重奏曲Op13の第2巻です。「ホルン二重奏曲集Op13」は「20のホルン二重奏曲Op14」と同じころの作品と思われます。バーディクはナチュラルホルンで巧みに演奏しています。
ホルン二重奏曲第3番は4つの楽章で構成され、第1楽章「アレグロ・モデラート」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「メヌエット」、第4楽章「アレグロ・ノントロッポ」になっています。第1楽章で高音域を使いますがバーディックのホルンは絶品です。
ホルン二重奏曲第5番は4つの楽章で構成され、第1楽章「モデラート」、第2楽章「メヌエット」、第3楽章「ラルゴ」、第4楽章「ボレロ」になっています。第3楽章「ラルゴ」の息の長い演奏は素晴らしい。第4楽章「ボレロ」のリズムは難しそうです。
ホルン二重奏曲第6番は4つの楽章で構成され、第1楽章「アレグロ・マエストーソ・エ・ソステヌート」、第2楽章「レント・ノン・トロッポ」、第3楽章「メヌエット」、第4楽章「ロンド:ポコ・アジタート」になっています。第1楽章の重厚な響きは特筆ものです。第2楽章の遅いテンポも良い響きです。第3楽章のストップ音もきれいなものです。第4楽章の速いロンド楽章のテクニックは素晴らしいものです。
3曲とも全曲にわたり、息をもつかせないような素晴らしいアンサンブルです。ホールトーンも素晴らしく、この録音はお勧めします。 |
|
|
|