リチャード・バーディック

ナチュラルホルンの音楽発見 
CD−R(I Ching Music CD34)

ナチュラルホルンの音楽発見 
 1.シャンピグニー/ポルカ「航海の雷」
 2.デュピュイ/ホルン三重奏曲
 3.ヘルシュケル/3本のホルンのための
                6つの小品
 4.ヤヴォール/4本のホルンのための
              3つの四重奏曲
 5.デュピュイ/ホルンのための四重奏曲

   リチャード・バーディック(ナチュラルホルン)
               (多重録音)
   録音 2013年

  リチャード・バーディックはアメリカのホルン奏者で、現在カナダのレジャイナ交響楽団の首席ホルン奏者、レジャイナ大学のホルン講師です。このアルバムはリチャード・バーディックが見出したホルン作品を自身で多重録音したものです。
コムテ・デ・シャンピグニーのポルカ「航海の雷」は3本のホルンによる演奏です。1830年頃の作品でライヒャのトリオを思わせる楽しいアンサンブルです。
  エドゥワルド・デュピュイの作品は2のホルン三重奏曲は2つの楽章、5の四重奏曲は主題と変奏曲です。どちらもナチュラルホルンでは演奏が難しいですが、モダンホルンなら楽しいことでしょう。三重奏曲には速いテンポで音階を吹くなど難しいところがあります。
  ヨハン・ヘルシュケルの6つの小品は3本のホルンによるアンサンブルです。第3曲:ポロネーズは楽しそうですが難しいことでしょう。
  アレクサンドル・ヤヴォールの4本のホルンのための3つの四重奏曲はフランスのホルン奏者ルイ=フランソワ・ドープラに献呈された作品です。フランスのホルン奏者たちによるアンサンブルは明るく楽しいことでしょう。
  バーディックの演奏は大変素晴らしく明るい音色でゲシュトップもきれいで鮮やかな音階は見事な演奏です。


トップへ
戻る
前へ
次へ