デイル・クレヴェンジャー
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CD(DGG PROC−1351)
シカゴ響の首席奏者たち
1.モーツァルト/ホルン協奏曲第3番
2. 〃 /ファゴット協奏曲変ロ長調
3. 〃 /オーボエ協奏曲ハ長調
4.ハイドン/トランペット協奏曲変ホ長調
5.ヴォーン=ウィリアムス/テューバ協奏曲
デイル・クレヴェンジャー(ホルン)(1)
ウィラード・エリオット(ファゴット)(2)
レイ・スティル(オーボエ)(3)
アドルフ・ハーセス(トランペット)(4)
アーノルド・ジェイコブス(テューバ)(5)
クラウディオ・アバド指揮
ダニエル・バレンボイム指揮(5)
シカゴ交響楽団
録音 1981年2月21〜23日(1)
1984年2月4日(2&4)
1983年3月1〜5日(3)
1977年3月(5)
このアルバムはシカゴ交響楽団の名物男たちの録音した協奏曲です。
クレヴェンジャー演奏するモーツァルトのホルン協奏曲第3番はまろやかな音色のホルンが聞かれます。強弱のメリハリをつけた演奏は面白いです。カデンツァも長いものできれいな演奏です。
エリオットのファゴットで聴くファゴット協奏曲も見事な演奏。それよりもスティルのオーボエ協奏曲は聞き物です。装飾音を随所にいれた華やかな演奏です。スティルの美しいオーボエは絶品です。
アドルフ・ハーセスは1921年生まれで、1948年から50年間シカゴの首席をつとめた達人です。ショルティのマーラー第5番で冒頭を吹いていたのを思い出します。ハイドンの協奏曲は64歳の録音でしたが、ほぼ唯一のソロ録音です。その力強いトランペットはまさに凄い演奏です。
ヴォーン=ウィリムスのテューバ協奏曲を吹くアーノルド・ジェイコブスも名物男でした。その迫力は素晴らしいもので、彼の影響を受けた金管楽器奏者は多いでしょう。テューバをトランペットやホルンを吹くように演奏できるジェイコブスの演奏は感動ものです。 |
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