ヘルマン・バウマン

ホルン吹きの休日/へルマン・バウマン
CD(ファイアバード K38Y−4)

 ホルン吹きの休日/へルマン・バウマン
 1.サン=サーンス/演奏会用小品Op94
 2.メンデルスゾーン/無言歌Op33−3
 3.サン=サーンス/白鳥
 4.J・シュトラウス/甘い涙
 5.サン=サーンス/ロマンスOp36
 6.マラン・マレ/ル・バスク
 7.ラフマニノフ/ヴォカリーズOp34−14
 8.クライスラー/愛の悲しみ
 9.スクリアビン/ロマンス
10.イギリス民謡/グリーンスリーヴス
11.モーツァルト/アンダンティーノK374g
12.ボロディン/セレナード
13.ロッシーニ/狩のランデブー
 バウマン編曲(2〜4、6、7、8、10、11、12、13)

  ヘルマン・バウマン(ホルン) 
   本荘 玲子(ピアノ)
   録音 1982年6月19&20日
       埼玉県戸田市文化会館

 このアルバムはありそうでなかったホルン小品集でした。バウマンがアレンジしてアンコール・ピースになりそうな曲を集めて録音したものです。日本庭園でジャケットの撮影をしていました。LPは1982年12月新譜で発売されました。同じようなアルバムをアイファー・ジェイムズも録音していました。どちらもCD化されています。
 サン=サーンスの演奏会用小品はメイソン・ジョーンズ以来の録音で一般には初めて聴く録音でした。1985年にはオーケストラ版も録音していました。スクリャービンのロマンスは数少ない録音です。
 マラン・マレの「ル・バスク」はブレイン以来の録音で、人気作品となる録音の始まりでした。J・シュトラウスの「甘い涙」はチェロと管弦楽のためのロマンス第2番をバウマンが編曲したものです。
 ロッシーニの「狩のランデブー(狩のファンファーレ)」はオリジナルでは8本のホルンのための作品ですが、これを無伴奏ホルンのためにバウマンが編曲したものです。重音奏法を使うなどバウマンらしい編曲でバウマンは1990年にも録音しています。


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