ヘルマン・バウマン
モーツァルト/ホルン五重奏曲/ベートーヴェン/六重奏曲 |
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CD(PHILIPS 426 440−2)
1.モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調K407
2.ハイドン/ディベルティメント変ホ長調
3.M・ハイドン/ロマンス変イ長調
4.ベートーヴェン/六重奏曲変ホ長調Op81b
5.ライヒャ/ホルン五重奏曲ホ長調Op106
ヘルマン・バウマン(ホルン)(1〜5)
ウラディミール・シャンバソヴ(ホルン)(4)
カール・ズスケ(ヴァイオリン)(2)
ユルンヤコブ・ティム(チェロ)(2)
オラフ・ハルマン(ヴィオラ)(1)
クリスチャン・オッケルト(コントラバス)(5)
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団(1、3〜5)
録音 1992年1月
この室内楽集はモーツァルト以外はバウマンの初録音でした。ゲヴァントハウス弦楽四重奏団との共演です。モーツァルトの五重奏曲はレガートのきれいな美しい演奏です。数ある録音の中でもトップクラスの名演です。
ハイドンのトリオは高域のきれいな見事な演奏です。M・ハイドンのロマンスはモーツァルトの3番の2楽章「ロマンツェ」の編曲です。バウマンが初めて録音しました。(他に、バボラークと水野信行が録音しています)
ベートーヴェンの六重奏曲はさすがに見事です。ザイフェルトとクリエール盤に匹敵するでしょう。ライヒャの五重奏曲は多分初録音です。ライヒャは木管五重奏曲とホルン・トリオは有名ですが、ホルン五重奏曲は録音がありませんでした。じつに楽しい曲です。演奏者も楽しいのではないかと思います。(なお、最近ストランスキーやバボラークなどがこの五重奏曲を録音しています)
これは楽しめるというよりも、いつも座右において聞きたいCDといえましょう。 |
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