ヘルマン・バウマン

シューマン、ウェーバー&シェック/ホルン協奏曲集

LP1(英MPS BHM 20834−6)
LP2(MPS ULX−3225−P)

ヘルマン・バウマン/ホルン協奏曲名演集 T
1.シューマン/4つのホルンのための協奏曲へ長調
2.オトマール・シェック/ホルン協奏曲ニ短調Op65
3.ウェーバー/コンチェルティーノ ホ短調Op45

  ヘルマン・バウマン(ホルン)(1〜3)
  マイ―ル・サカール(ホルン)(1)
  ウェルナー・マイエンドルフ(ホルン)(1)
  ヨハネス・リツコフスキー(ホルン)(1)
  ジャン=ピエール・ルペティ(ホルン)(1)
  ディートフリート・ベルネット指揮
    ウィーン交響楽団
       録音 1973年

 このLPも1974年5月にベートーヴェンと一緒に個人輸入で購入しました。このレコードはFMで聴いたオトマール・シェックの協奏曲があまりにもきれいだったので欲しくなったのです。レコード番号は輸入盤でしたので調べたらイギリス盤でした。このレコード録音ではシューマンの協奏曲に5人がかりでやっていました。確かにトップのホルンには負担が大きいですから2人でやっているのはやむを得ませんがバウマンらしからぬ録音でした。2度目のときは4人でしたが。
 この録音ではシェックと共にウェーバーが聞き物でした。このレコードを買った時にはウェーバーのレコードはバルボトゥーだけでしたのでバウマンのうまさには舌をまいてしまいました。シェックはいくつかの録音がありますが、56年のブレインを別としてバウマンの美しい響きの演奏は忘れられません。
 MPSレコードは絶盤でしたので音源の譲渡がなければCD化は困難でしょう。第2集と共に貴重な録音でした。


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