デイヴィッド・ジョリー

モーツァルト/ホルン協奏曲第1番、第4番
CD(DGG F32G−20232)

 1.モーツァルト/クラリネット協奏曲イ長調
 2.  〃    /ホルン協奏曲第1番ニ長調
 3.  〃    /ホルン協奏曲第4番変ホ長調
   チャールズ・ナイディッヒ(バセット・クラリネット)
   デイヴィッド・ジョリー(ホルン)
   オルフェウス室内管弦楽団
     録音 1987年3月
 
 デイヴィッド・ジョリーのホルンを初めて聞いたのがこのCDでした。ウィリアム・パーヴィスが2番と3番を録音していて、この4曲をまとめたCDも出ています。
 アメリカのホルン奏者はイギリスのホルンとは少し音色が異なり太く明るいように思えますが、楽器のせいでしょうか(ホルトンを使ってもタックウェルはタックウェルでしたが)。やはり師匠の影響が大きいのかなと思います。
 ジョリーのモーツァルトは力強い音であり、コンチェルトらしい演奏です。4番のカデンツァはデニス・ブレインのカデンツァにジョリーが手を加えたものです。
 なお、ナイディッヒのクラリネット協奏曲の演奏は素晴らしいものでした。このCDはクラリネットが聞き所です。


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