福川 伸陽

東京六人組/Our Favorites(2023)

CD(M Classics MYCL00042)

東京六人組/Our Favorites
1.ファリャ/松下倫士編/スペイン舞曲第1番
      (歌劇「はかなき人生」第2幕より)
2.ホルスト/リサ・ポータス編/木星
        (組曲「惑星」より
3.ドビュッシー/磯部周平編/小組曲
  1)小舟にて 2)行列
  3)メヌエット 4)バレエ
4.ビゼー/リサ・ポータス編/間奏曲
     (組曲「カルメン」第1番より)
5.ビゼー/松下倫士編/ファランドール
      (組曲「アルルの女」第2番より)
6.マスカーニ/岩岡一志編/間奏曲 
   (歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より)
7.モーツァルト/竹島悟志編/
     歌劇「フィガロの結婚」序曲
8.ボロディン/竹島悟志編/だったん人の踊り
       (歌劇「イーゴリ公」より)
9.ガーシュウィン/リサ・ポータス編/
       パリのアメリカ人

 東京六人組
  上野由恵(フルート)
  荒 絵理子(オーボエ)
  金子 平(クラリネット)
  福士マリ子(ファゴット)
  福川伸陽(ホルン)
  三浦友理枝(ピアノ)
 録音 2023年7月31日〜8月2日
  東京、稲城市立iプラザ

 東京六人組の録音第5作でOur Favorites(名曲集)です。
 ファリャ作曲松下倫士編曲の「スペイン舞曲第1番」は歌劇「はかなき人生」第2幕の中の1曲です。木管によってきれいな主題が歌われます。やがてピアノやホルンがよい響きです。ホルンもきれいに歌います。アルバムの第1曲として素晴らしい演奏です。
 ホルスト作曲リサ・ポータス編曲の「木星」は組曲「惑星」の中の名曲です。ホルンの活躍する名曲です。冒頭からホルンが歌われます。第2主題もホルンが活躍します。第3主題もホルンが歌います。ピアノや木管もよい響きです。ジュピターのテーマもホルンがきれいに歌います。福川のホルンは素晴らしい響きの演奏です。木管もきれいに歌います。後半でも主題の再現はホルンがきれいに歌います。木管もよい響きです。管弦楽を聴いているかのように迫力ある演奏です。思わず拍手です。
 ドビュッシー作曲磯部周平編曲の「小組曲」は4つの曲で構成されています。第1曲「小舟にて」はフルートがきれいに響きます。素晴らしい演奏です。後半も木管やホルン、ピアノがよい響きです。第2曲「行列」は軽やかなテンポで木管やホルンが歌います。ピアノもよい響きです。第3曲「メヌエット」は木管がきれいに歌います。続いてピアノもきれいに響きます。ホルンもよい響きです。第4曲「バレエ」は勢いのある演奏です。見事な演奏です。
 ビゼー作曲リサ・ポータス編曲の「間奏曲」は組曲「カルメン」第1番の中の1曲です。第3幕の間奏曲で、フルートやクラリネットがきれいに歌います。きれいな演奏です。
 ビゼー作曲松下倫士編曲の「ファランドール」は組曲「アルルの女」第2番の中の1曲です。このファランドールは「アルルの女」の中の名曲です。速いテンポで歌うフルートも聴きものです。ホルンもきれいな演奏です。ピアノもよい響きです。これは素晴らしい演奏です。思わず拍手です。
 マスカーニ作曲岩岡一志編曲の「間奏曲」は歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の中の1曲です。きれいなフルートに始まります。そしてオーボエもよい響きです。そしてピアノやホルンが入ってきます。きれいな演奏です。
 モーツァルト作曲竹島悟志編曲の歌劇「フィガロの結婚」序曲は細やかな主題ですから演奏は大変でしょう。ホルンも素晴らしい響きです。中間部ではファゴットがよい響きです。後半もホルンは素晴らしい響きの演奏です。木管もよい響きです。思わず拍手です。
 ボロディン作曲竹島悟志編曲の「だったん人の踊り」は歌劇「イーゴリ公」の中の1曲です。これはよく演奏される管弦楽曲です。オーボエの主題がきれいです。やがてクラリネットが細やかな主題を歌います。中間部では迫力ある演奏です。後半も素晴らしい演奏です。ホルンが素晴らしい響きです。思わず拍手です。
 ガーシュウィン作曲リサ・ポータス編曲の「パリのアメリカ人」はガーシュインの名曲です。ピアノと管楽器の六重奏曲ですがオーケストラのように迫力ある演奏です。木管のよい響きとピアノの迫力ある演奏が素晴らしいです。福川のホルンも素晴らしい演奏です。後半も素晴らしい演奏です。オーケストラを聴いているかのような見事な演奏です。ファゴットもよい響きです。終結部のホルンもよい響きです。思わず拍手です。


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