メイソン・ジョ−ンズ
モーツァルト/協奏交響曲/ピアノと管楽の五重奏曲(1957&63) |
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CD(Sony Classical 19658813262)12枚組
フィラデルフィア木管五重奏団/室内楽作品コレクション
CD11
1.モーツァルト/管楽器のための協奏交響曲
変ホ長調 K.297b
2.モーツァルト/ピアノと管楽のための五重奏曲
変ホ長調 K.452
ジョン・デ・ランシー(オーボエ)(1&2)
アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)(1&2)
バーナード・ガーフィールド(ファゴット)(1&2)
メイソン・ジョーンズ(ホルン)(1&2)
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団(1)
フィラデルフィア木管五重奏団(2)
ロベール・カサドシュ(ピアノ)(2)
録音 1957年12月23日(1)
1963年11月16日(2)
フィラデルフィア木管五重奏団の室内楽作品コレクションのCD11になります。
モーツァルトの「管楽器のための協奏交響曲変ホ長調」はオーマンディの指揮による演奏です。第1楽章の長い序奏、その厚い響きと聞きなれた4つのソロ楽器の響きはまたよいものです。受け継がれる主題のよい響き、オーボエとクラリネットの響きの良さも素晴らしいです。ジョーンズのホルンとガーフィールドのファゴットの作り出す和音もよい響きです。展開部の華やかな響きも素晴らしいです。ホルンもきれいな響きです。カデンツァはアンサンブルがよい響きを出しています。第2楽章のアダージョは序奏のあとにオーボエ、ホルンからクラリネットに受け継がれる主題の響きが大変きれいです。そしてオーボエに続く優雅な響きはモーツァルトを聴く楽しみです。オーボエ、クラリネット、ホルンそしてファゴットのきれいな響きは素晴らしいです。第3楽章はアンダンティーノ、4つのソロ楽器が良いアンサンブルを奏でます。この楽章は変奏曲になります。それぞれの楽器の腕の見せ所でもあります。ジョーンズのホルンも大変素晴らしい演奏です。これは見事な演奏です。
モーツァルトの「ピアノと管楽のための五重奏曲」はフルートの入らない木管四重奏とピアノによる演奏です。カサドシュのピアノです。3つの楽章で構成されています。第1楽章はピアノと木管がモーツァルトの明るさ、楽しさを存分に味合わせてくれます。ジョーンズのホルンがきれいに響きます。主部に入るとピアノがきれいに響きます。木管とホルンも良い響きです。明るくきれいな演奏です。第2楽章は木管の美しい響きとピアノに始まります。中間部にホルンのソロがあります。明るく美しい響きのホルンです。第3楽章はピアノの良い響きで始まります。ピアノと管楽器のバランスが良い演奏です。木管とホルンが良い響きです。これはカサドシュのピアノで名演です。 |
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