ギュンター・ヘーグナー
アンサンブル・ウィーン・ベルリン/ダンツィ他/木管五重奏曲集 |
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CD(DGG UCCG-9577)
木管五重奏曲集
1.ダンツィ/木管五重奏曲ト短調Op56−2
2. 〃 /木管五重奏曲ヘ長調Op68−2
3.ラハナー/木管五重奏曲第2番変ホ長調
アンサンブル・ウィーン・ベルリン
ウォルフガング・シュルツ(フルート)
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
カール・ライスター(クラリネット)
ギュンター・ヘーグナー(ウィンナホルン)
ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)
録音 1987年8月
ザルツブルク大学大講堂
アンサンブル・ウィーン・ベルリンによるダンツィとラハナーの木管五重奏曲集です。
フランツ・ダンツィ(1763-1826)の木管五重奏曲ト短調56−2は名曲です。4つの楽章で構成されています。第1楽章のアレグレットはフルートとオーボエの美しい響きが見事な演奏です。クラリネットやホルン、ファゴットもよい響きです。シュルツのフルートは素晴らしい響きです。第2楽章のアンダンテ・コン・モトはクラリネットやホルンの良い響きに始まります。やがてフルートやオーボエがきれいな主題を歌います。第3楽章のメヌエットはフルート、オーボエの美しい響きとヘーグナーのホルンが印象的です。きれいな演奏です。第4楽章のアレグレットはフルート、オーボエとホルンが華やかな響きです。クラリネットやファゴットも良い響きです。見事な演奏です。
ダンツィの木管五重奏曲ヘ長調Op68−2は4つの楽章で構成されています。第1楽章のアレグロはシュルツのフルートとシェレンベルガーのオーボエの美しい響きがきれいです。ライスターのクラリネットやヘーグナーのホルンも良い響きです。ホルンの細やかな演奏も素晴らしいです。第2楽章のアンダンテ・クアジ・アレグレットはオーボエとホルンの良い響きに始まります。やがてフルートがきれいな主題を歌います。ファゴットも良い響きです。クラリネットもきれいに響きます。やがてホルンもきれいに歌います。第3楽章のメヌエットはフルート、オーボエやホルンの美しい響きに始まります。トリオのフルートはきれいな演奏です。第4楽章のアレグレットはホルンに始まります。そしてオーボエやフルートがきれいに歌います。華やかな演奏です。後半にもホルンの素晴らしい響きが聴かれます。クラリネットやファゴットも良い響きです。
フランツ・ラハナー(1803-1890)の木管五重奏曲第2番変ホ長調は4つの楽章で構成されています。第1楽章のアレグロは冒頭のユニゾンが独特です。そしてフルートとオーボエの美しい響きが素晴らしいです。ホルンとファゴットの演奏も良い響きです。クラリネットもきれいに歌います。第2楽章のアンダンテ・コン・モトは木管とホルンの良い響きに始まります。そしてフルートやオーボエがきれいな主題を歌います。クラリネットやファゴットも良い響きです。終結部のきれいなホルンも印象的です。第3楽章のメヌエットは木管のユニゾンが独特の響きです。トリオのオーボエやフルートそしてファゴットも良い響きです。第4楽章のアレグレットは木管の華やかな響きに始まります。オーボエのきれいな主題も素晴らしい響きです。ホルンのきれいな響きも聴かれます。後半もよい響きです。見事な演奏です。 |
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