ペーター・ダム

ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調(1982)
CD(ARTS 47368-2)

ブラームス/室内楽作品集
1.ホルン三重奏曲変ホ長調Op40
2.クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op120−1
3.クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op120−2

  ペーター・ダム(ホルン)(1)
  ヨセフ・スーク(ヴァイオリン)(1)
  ディーター・クレッカー(クラリネット)(2、3)
  ウェルナー・ゲヌイット(ピアノ)(1〜3)
   録音 1982年9月

 ブラームスのホルン三重奏曲はダムのお得意のレパートリーです。来日でも演奏しています。第1楽章:アンダンテは明るく大変美しい響きのホルンが流れます。第2楽章:スケルツォは軽快なテンポでさわやかなホルンが響きわたります。ヴァイオリンとピアノの相性も良くトリオの美しさがあります。第3楽章:アダージョ・メストでは穏やかななホルンの響きとヴァイオリンがきれいです。第4楽章:フィナーレ、アレグロ・コン・ブリオは勢いのある演奏が素晴らしい。ダムのホルンは力みのない良い響きのホルンです。
 ディーター・クレッカーはコンソルティウム・クラシクムのメンバーです。甘い音色で2つのクラリネット・ソナタを聴かせてくれます。第1番は4つの楽章、第2番は3つの楽章で構成されています。ブラームス晩年の傑作でヴィオラでも演奏されます。


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