ダヴィド・ゲリエ

シューマン/4つのホルンのためのコンツェルトシュテュック(2007)
CD−R(DIRIGENT DIR-0093)

クルト・マズア/シューマン/管弦楽作品集
1.序曲「ヘルマンとドロテア」Op136
2.序曲、スケルツォとフィナーレOp52
3.4つのホルンのための 
   コンツェルトシュテュック ヘ長調Op86
4.交響曲第2番ハ長調Op61

  ヴィンセント・レオナール(ホルン)(3)
  ダヴィド・ゲリエホルン)(3)
  フィリップ・ガラン(ホルン)(3)
  ジョセリン・ウィレム(ホルン)(3)
  クルト・マズア指揮フランス国立管弦楽団
    録音 2007年2月10日パリ・ライヴ

 マズアのシューマン作品集です。オール・シューマンのプログラムの中に4つのホルンのためのコンツェルトシュテュックが演奏されていました。
 ソリストの中のダヴィド・ゲリエは1984年生まれ、フランス国立の首席です。2008年にはクリヴィヌ指揮でこの曲を再録音しています。
 ゲリエはこの演奏ではおそらく第2ホルンかと思われますが、フランスのオーケストラはかつての個性を失っており、あの明るい響きは影をひそめています。ともあれ4人のホルンは大変見事な演奏で、響きは大変きれいです。
 他の曲もマズアの得意とするシューマンであり素晴らしい演奏になっています。「ヘルマンとドロテア」はシューマン晩年の作品で、亡くなってから初演されています。


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