ギュンター・ヘーグナー

ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op40(1998〜99)
CD(AUA CDA-001)

ブラームス/室内楽集
1.クラリネット三重奏曲イ短調Op114
2.ホルン三重奏曲変ホ長調Op40
  アルフレート・ローズ(クラリネット)(1)
  ギュンター・ヘーグナー(ウィンナホルン)(2)
  ゲオルク・スンピク(ヴァイオリン)(2)
  レオンハルト・ヴァリッシュ(チェロ)(1)
  ライナー・コイシュニヒ(ピアノ)
    録音 1998〜99年頃

 このCDは珍しいオーストリア航空のクラシック・コレクション(限定版)の中の1枚です。
 ウィーンを中心に活躍する演奏家によるブラームスの室内楽です。ヘーグナーは1982年にもブラームスを録音していました。この新録音は第1楽章が前回よりも遅めのテンポですが、他は大差ありません。演奏は落ち着いた雰囲気のブラームスです。ホールがもやっとした残響になっています。第2楽章や第4楽章の早いテンポでは見事な演奏です。このF管シングルは難しい楽器ですが、ヘーグナーは難なく吹いています。
 ローズはウィーン交響楽団のソリストです。このクラリネット・トリオを見事にまとめあげています。


トップへ
戻る
前へ
次へ