メイソン・ジョ−ンズ

フィラデルフィア管楽五重奏団/管楽五重奏曲集
CD(Boston Records BR1062CD)
  
1.ストラヴィンスキー/パストラール
2.バーバー/夏の音楽Op31
3.ミヨー/2つのスケッチOp227b
4.ニールセン/管楽器のための五重奏曲Op43
5.グレインジャー/ウォーキング・チューン
6.ピエルネ/パストラール
7.ヒンデミット/小室内音楽Op24−2

   フィラデルフィア管楽五重奏団
   ウィリアム・キンケイド(フルート)
   ジョン・デ・ランシー(オーボエ)
   アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)
   メイソン・ジョーンズ(ホルン)
  ソル・ショーンバッハ(ファゴット)(2、4、5&7)
バーナード・ガーフィールド(ファゴット)(1、3&6)
   ロバート・コール(フルート)(2、4、5&7)
   マーレー・パニッツ(フルート)(1、3&6)
   ヴェダ・レイノルズ(ヴァイオリン)(1)
   ロイス・ローゼンブラット(イングリッシュホルン)(1)
    録音1963年5月4日(1)
      1958年9月12日(2)
      1963年10月29日(3)
      1958年9月10日(4)
      1954年5月1日(5)
      1963年10月25日(6)
      1953年6月2日(7)
 
  フィラデルフィア管弦楽団のメンバーによる貴重な録音。「ソル・ショーンバッハの思い出に捧ぐ」と記載されています。
ストラヴィンスキーの「パストラール」はストコフスキーの編曲で馴染み深い小品です。五重奏をバックにヴァイオリンが奏でます。
バーバーの「夏の音楽」は木管五重奏の重要なレパートリーになっています。
  ミヨーの「2つのスケッチ」はピアノ曲「4つのスケッチ」から編曲した曲です。「マドリガル」と「パストラール」の2曲からなり、メイソン・ジョーンズのホルン・ソロがあります。
  ニールセンの「管楽器のための五重奏曲」はメインのプログラムになります。各楽器のソロが多く、聴き応えのある名曲です。ジョーンズのホルン・ソロがたくさん聞かれます。甘くやわらかな響きのホルンがきれいです。
  グレインジャーの「ウォーキング・チューン」も管楽器五重奏の重要なレパートリーのようです。「歩くときの音楽」という面白い題名ですがきれいな作品で、穏やかな音楽ですからアンサンブルの楽しみになるでしょう。
  ピエルネの「パストラール」はフランスの田園風景を思わせる小品。最後はヒンデミットの「小室内音楽」です。4つの小品からなる組曲で1922年の作品。第2曲のワルツにはホルン・ソロがあります。


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