リチャード・バーディック

バーディック/ウェイヴス&パーティクルス(波と粒子)
CD(I Ching Music CD28)

リチャード・バーディック/波と粒子Op159
 1.ウェイヴス(波)1〜8
 2.ウェイヴス(波)9〜16
 3.ウェイヴス(波)17〜24
 4.ウェイヴス(波)25〜32
 5.ウェイヴス(波)33〜40
 6.ウェイヴス(波)41〜48
 7.ウェイヴス(波)49〜56
 8.ウェイヴス(波)57〜64
 9.ウェイヴ(波)65
10.パーティクルス(粒子)1(IC♯1)
11.パーティクルス(粒子)2(IC♯43)

  リチャード・バーディック(ホルン)(多重録音)
   録音 2011年

 リチャード・バーディック(1961〜)はカリフォルニア生まれのアメリカのホルン奏者で、たくさんのホルン作品を作曲しています。このアルバムは「波と粒子」をホルンの音楽にした風変わりな作品です。ここでも易経に基づく64の音楽が基本になります。
 WAVESつまり「波」の動きをホルン・アンサンブルで表現したものです。ブックレットによれば7オクターブ、64のハーモニーということですから64の小品というよりはハーモニーということです。音楽を聴いているというよりもゆらゆら揺れる音を聴いているようです。ホルンがハーフーハーフーと聞こえてきます。ウェイヴ65はゆったりとしたアダージョのようです。
 このあとにくるパーティクルス(粒子)はその名のとおり細かいフレーズの集合という雰囲気で、パラパラパラパラという感じのフレーズが続きます。音楽というジャンルにはいるのかどうか分からないほど音の渦にはまります。


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