フリッツ・グレーフェ

ヘンデル/2つのホルンのための協奏曲ヘ長調

CD1(Deutsche Schallplatten KICC-9519)
CD2(Deutsche Schallplatten TKCC-70277)

コッホ/ヘンデルの作品集
1.組曲「王宮の花火の音楽」HWV351
2.オーボエ協奏曲ト短調HWV287
3.ヴァイオリン協奏曲変ロ長調HWV288
4.2つのホルンのための協奏曲ヘ長調

 ハンス・ヴェルナー・ヴェーツィヒ(オーボエ)(2)
 クリスティアン・フンケ(ヴァイオリン)(3)
 フリッツ・グレーフェ(ホルン)(4)
 ヘルベルト・アウェルバッハ(ホルン)(4)
 ヘルムート・コッホ指揮
    ベルリン放送交響楽団
    録音 1974年2月27日
        &3月1日、5月27日
        &8月30〜31日

 「水上の音楽」と共に有名な「王宮の花火の音楽」は華やかな音楽の代表格でしょう。コッホの名盤の中の1枚でした。
 オーボエ協奏曲やヴァイオリン協奏曲は隠れた名曲といえるでしょう。2つのホルンのための協奏曲ヘ長調はラルゴだけの1楽章の曲です。しかも3分に満たない短い曲です。1対単位のホルンで演奏していた時代に2人のホルン奏者のために書かれたものでしょう。和音の美しさを楽しむ曲で、ほとんど倍音だけを吹いています。


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