ギュンター・ヘーグナー

モーツァルト/協奏交響曲変ホ長調K297b
CD(DGG 429 813−2)

モーツァルト/協奏交響曲集
1.ヴァイオリンとヴィオラの為の
      協奏交響曲変ホ長調K364
2.オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットの為の
      協奏交響曲変ホ長調K297b

  トマス・ブランディス(ヴァイオリン)(1)
  ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)(1)   
  ワルター・レーマイヤー(オーボエ)(2)
  ペーター・シュミードル(クラリネット)(2)
  ギュンター・ヘーグナー(ウィンナ・ホルン)(2)
  フリッツ・ファルトル(ファゴット)(2)
  カール・ベーム指揮
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
     録音 1966年(1)
         1975年5月(2)

 このCDはベームがウィーン・フィルを振って管楽器の協奏曲集を録音した中のK297bと60年代にベルリン・フィルを振って協奏交響曲集を録音したK364のカップリングです。
 本来ならウィーン・フィルで、シュルツのフルート、サバレタのハープでフルートとハープのための協奏交響曲をカップリングしたCDが欲しかったです。
 オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットの為の協奏交響曲は4つの管楽器が実によくバランスの取れた演奏になっています。ヘーグナーのウィンナホルンがこれほどよい響きに聞こえるとは思えませんでしたが、クラリネット、オーボエ、ファゴットとともによく調和された演奏です。この協奏交響曲の多くの録音の中でも特筆すべき演奏といってよいでしょう。改めて聴いてこの作品の素晴らしさに感動しました。ベーム/ウィーン・フィルのモーツァルトの格調の高い演奏に感服しました。


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