ハンスイェルク・アンゲラー

ホルンとピアノのための音楽

CD(KOCH SCHWANN 3−1534−2)

1.シューマン/アダージョとアレグロOp70
2.R・シュトラウス/序奏、主題と変奏
3.デュカス/ヴィラネル
4.ピルヒナー/野原、森、そして牧草地
5.ボザ/森にてOp40
6.ロッシーニ/前奏曲、主題と変奏曲

  ハンスイェルク・アンゲラー(ホルン)
      (1〜3はFシングル・ホルン)
  ボジダール・ノエフ(ピアノ)(1〜3、5&6)
     録音 1993年

 このCDは曲によってシングルとダブルを持ち替えたこだわりの録音でした。シューマンはシングルではきついでしょう。デュカスは前半を自然倍音だけで吹きますのでこちらは見事でした。
 ピルヒナーの作品はソロ・ホルンのための作品で4曲からなる組曲です。自由な形式で作られています。これはかなりの難曲です。
 ボザの「森にて」はアイファー・ジェイムズで何度も聞いた名曲です。アンゲラーの演奏は森の雰囲気たっぷりで狩りのホルンらしい演奏です。
 ロッシーニの曲は定番のレパートリーです。変奏曲の難しいところがききどころでしょう。アンゲラーの安定した演奏はこの曲をじっくり聴かせます。


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