ラデク・バボラーク

Duo de Reve/ホルンとハープのための音楽
CD(CRYSTON OVCC−00058)

Duo de Reve
1.サン=サーンス/オーボエ・ソナタ ニ長調
            (ホルン版)
2.アンドレス/晩秋の歌
3.ドビュッシー/鐘(マハラ編)
4.   〃   /美しき夕暮れ(マハラ編)
5.   〃   /ロマンス(マハラ編)
6.ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
           (マガニーニ編)
7.クーツィール/ホルンとハープのための
             ソナタOp94

  ラデク・バボラーク(ホルン)
  吉野 直子(ハープ)
   録音 2007年7月29日〜31日
        ドヴォルザーク・ホール

 バボラークと吉野直子というまさに「夢の共演」によるホルンとハープのための音楽です。
 サン=サーンスのオーボエ・ソナタをホルンで吹くのは初めて聞きました。名曲です。アンドレスの作品は名ハーピスト/リリー・ラスキーヌの思い出として1995年に作曲されています。大変きれいな作品です。ヘルマンソンの演奏とはことなる雰囲気があります。
 ドビュッシーの3作品は有名な歌曲で、ヴァイオリン曲にも編曲されています。これはカジミエシュ・マハラの編曲です。ハープの伴奏で聞くとロマンティックな音楽になっています。
 亡き王女のためのパヴァーヌはホルンが主役の名曲ですが、ホルンとハープの為の編曲はホルンの響きを堪能できるものになっています。
 クーツィールの作品は現代作品ですが大変ロマンティックな作品です。バボラークがアルバムの最後に入れた愛すべき作品なのでしょう。吉野直子のハープはラスキーヌを思い出させる名演奏です。


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