ヘルマン・バウマン

バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番(1984)
CD(PHILIPS PHCP-1111〜2)2枚組

バッハ/ブランデンブルク協奏曲全集
CD1
1.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
2.      〃       第2番ヘ長調BWV1047
3.      〃       第3番ト長調BWV1048
CD2
4.ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
5.      〃       第5番ニ長調BWV1050
6.      〃       第6番変ロ長調BWV1051

 ヘルマン・バウマン(ホルン)(1)
 マルクス・シャイヒ(ホルン)(1)
 ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)(1、2、4&5)
 ハインツ・ホリガ−(オーボエ)(1&2)
 トーマス・インデルミューレ(オーボエ)(1)
 ミヒエル・ファン・デン・ブリンク(オーボエ)(1)
  クラウス・トゥーネマン(ファゴット)(1)
  ギー・トゥーヴロン(トランペット)(2)
 マイケル・コプレイ(リコーダー)(2&4)
  イヴリン・ナレン(リコーダー)(4)
 セヴェリーノ・ガッゼローニ(フルート)(5)
 アントニオ・ペレス=ルイス(ヴァイオリン)(1.2.4&5)
 イターロ・コンドレア(ヴァイオリン)(1,2,4&5)
 パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(6)
 ロレンス・ボナル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(6)
 フランチェスコ・ストラーノ(チェロ)(3&6)
 ルチオ・ブッカレッラ(コントラバス)(3&6)
 マリア・テレサ・ガラッティ(チェンバロ)(3,5&6)
 イ・ムジチ合奏団
 録音 1984年7月23日〜8月2日 

 イ・ムジチ合奏団のブランデンブルク協奏曲は、これが2回目の録音です。バウマン、ホリガー、ガッツェローニなどの名手を迎えての録音でした。
 ブランデンブルク協奏曲第1番は弦楽の良い響き、バウマンとシャイヒのホルンが大変きれいです。ホリガーら3本のオーボエも良い響きです。第2楽章もホリガーの美しいオーボエが、カルミレッリのヴァイオリンと共にきれいに響きます。第3楽章は2本のホルンが明るく響きます。バウマンらのホルンのうまさも抜群です。ヴァイオリンのソロもきれいです。第4楽章のメヌエットは良いテンポです。第1トリオのオーボエとファゴットの美しい響きは素晴らしい演奏です。ポロネーズはさわやかな響きできれいな演奏です。第2トリオのホルンとオーボエは程よいテンポで大変きれいな演奏です。このメヌエットは大変素晴らしい演奏です。
 ブランデンブルク協奏曲第2番のトランペットはギー・トゥーヴロンがピッコロ・トランペットを演奏しています。美しい音色のトランペットです。これは素晴らしい演奏です。ホリガーのオーボエやコプレイのリコーダーもきれいに響きます。第2楽章はオーボエ、リコーダーそしてカルミレッリのヴァイオリンが通奏低音と共に大変きれいな演奏です。第3楽章のトランペットはきれいで完璧な演奏です。リコーダーやオーボエもきれいな響きです。これは素晴らしい演奏です。
 ブランデンブルク協奏曲第3番は弦楽合奏の美しい響きがあります。第1楽章はイ・ムジチらしい素晴らしいアンサンブルです。第2楽章のアダージョは弦楽にチェンバロを重ねた短いものです。第3楽章は弦楽の華麗な響きが素晴らしい演奏です。
 ブランデンブルク協奏曲第4番のリコーダーはマイケル・コプレイとイヴリン・ナレンによる演奏です。これこそリコーダーの和音と言える素晴らしい響きです。カルミレッリのヴァイオリンと共に良い響きです。第2楽章のアンダンテはリコーダーの響きと弦楽の厚い響きが素晴らしいです。第3楽章冒頭の弦楽の響きがきれいです。2本のリコーダーとヴァイオリンもよい響きです。
 ブランデンブルク協奏曲第5番はガッゼローニのフルート、カルミレッリのヴァイオリン、ガラッティのチェンバロによる演奏です。冒頭の軽やかな弦楽による演奏に続くフルート、ヴァイオリン、チェンバロがきれいに響きます。後半のマリア・テレサ・ガラッティのチェンバロ独奏が聴きものです。第5番はここが好きです。第2楽章のフルート、ヴァイオリンとチェンバロ、通奏低音がよい響きです。第3楽章も勢いのある素晴らしい演奏です。バッハの音楽の美しさがあります。
 ブランデンブルク協奏曲第6番はヴィオラ・ダ・ブラッチョ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、ヴィオローネとチェンバロで演奏しています。中低音楽器の美しい響きがあります。イ・ムジチが作り出すバッハの音楽はやはり見事です。第1楽章から勢いがあります。第2楽章も中低音の弦楽器の美しい響きがあります。第3楽章も大変素晴らしいアンサンブルです。さすがにイ・ムジチ、これは素晴らしい演奏です。


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