リサ・ボントレガー
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CD(CENTAUR CRC2225)
20世紀室内音楽作品集
1.スタッキー/木管五重奏のためのセレナーデ
2.バーガー/木管四重奏曲ハ長調(1941)
3.ニコラス・ソーン/五重奏曲Op28(1991)
4.ジャン・バッハ/フルートとホルンのための
4つの2-ビット・コントラプションズ(1970)
5.シェーファー/中世ドイツの愛の歌
〜メゾソプラノと木管五重奏のための(1956)
ペンシルヴェニア五重奏団
エリナー・ダンカン・アームストロング(フルート)
バリー・クルーカー(オーボエ)
スミス・トゥールソンクラリネット)
リサ・O・ボントレガー(ホルン)(1、3〜5)
ダリル・ダラン(ファゴット)
ジャン・ウィルソン(メゾ・ソプラノ)(5)
録音 1992年5月〜1993年7月
アメリカの木管アンサンブル、ペンシルヴェニア五重奏団による20世紀の木管楽器のための室内楽作品です。
スティーヴン・スタッキー(1949〜)の「木管五重奏のためのセレナーデ」は1990年の作品です。5つの楽章で構成されています。過激な作品ではなく穏やかで美しい響きのセレナーデです。第4楽章ではホルンの美しい主題が流れます。
アーサー・バーガー(1912〜2003)の木管四重奏曲ハ長調は1941年の作品。第1楽章:アレグロ・モデラート、第2楽章:アンダンテ、第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ・エ・レゲルメンテの3つの楽章で構成されています。木管楽器の美しい響きが流れます。
ニコラス・ソーン(1953〜)の五重奏曲Op28は1991年の作品。単一楽章の作品です。時折きれいな不協和音が響きます。
ジャン・バッハ(1937〜)の「フルートとホルンのための4つの2-ビット・コントラプションズ」は1970年の作品。第1曲「セカンド・リューテナント(少尉)」、第2曲「カリオペ(蒸気オルガン)」、第3曲「グラモフォン(蓄音機)」、第4曲「ピンフィール(かざぐるま)」の4つの小品で構成されています。それぞれに副題があり面白いほどに標題音楽のように聞こえてきます。第2曲の「カリオペ」はホルンの動きのある演奏が面白いです。
レーモンド・マリー・シェーファー(1933〜)はカナダの作曲家、「中世ドイツの愛の歌」はメゾ・ソプラノと木管五重奏のための作品で1956に書かれました。中世ドイツの「愛の歌」にメロディをつけてメゾ・ソプラノと木管五重奏で演奏されます。13曲の歌曲が歌われています。 |
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