レベッカ・ゴールドバーグ
ロースソーン/フルート、ホルンと弦楽のための田園風コンチェルタンテ |
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CD(NAXOS 8.553567)
ロースソーン/作品集
1.弦楽のための協奏曲
2.フルート、ホルンと弦楽のための
田園風コンチェルタンテ
3.弦楽のための軽音楽(カタロニア歌曲による)
4.リコーダーと弦楽ための組曲(マッケイブ編)
5.弦楽オーケストラのための哀歌風狂詩曲
6.室内オーケストラのためのディヴェルティメント
コンラッド・マーシャル(フルート)(2)
レベッカ・ゴールドバーグ(ホルン)(2)
ジョン・ターナー(リコーダー)(4)
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ指揮
ノーザン室内管弦楽団
録音 1996年9月24〜26日
このアルバムはイギリスの作曲家アラン・ロースソーンの作品集です。弦楽のための協奏曲は1949年に初演されています。エルガーやブリテンの作品を思わせる作品で3つの楽章で構成されています。
「フルート、ホルンと弦楽のための田園風コンチェルタンテ」は10分ほどの作品です。まず弦楽にのってのどかな雰囲気のホルンが演奏され、やがてフルートのソロがあります。そしてフルートとホルンの対話のように音楽はすすみます。大変美しい作品です。ホルンは牧歌風で、後半にはロンド風のフレーズが演奏され最後は静かに終わります。ゴールドバーグのホルンが大変きれいです。
「弦楽のための軽音楽」はスペインのカタロニア地方の歌によるものです。「リコーダーと弦楽ための組曲」はバロック時代に戻ったかのような組み合わせです。「サラバンド」「ファンタジア」「アリア」「ジーグ」の4つの楽章からなり曲の構成もバロック調です。ターナーによるリコーダーは主に中音域が多いです。「ジーグ」は跳ねるようなリズムが楽しい。
「弦楽オーケストラのための哀歌風狂詩曲(エレジアク・ラプソディ)」は10分ほどの作品、弦楽の美しい響きが素晴らしく聞いて癒されそうです。
「室内オーケストラのためのディヴェルティメント」は第1楽章「ロンド」、第2楽章「子守唄」、第3楽章「ジーグ」から構成されています。フルート、2つのオーボエ、2つのファゴット、2つのホルンと弦楽のために書かれています。のどかな雰囲気の2つの楽章と、賑やかな第3楽章の対比が面白いです。 |
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