マーティン・ハックルマン

オレゴン・シンフォニー・ホルンズ&フレンズ/バッハとメンデルスゾーン
CD(CENTAUR CRC2344)

バッハとメンデルスゾーンの作品集
1.メンデルスゾーン/詩篇2番Op78−1
     (マーティン・ハックルマン編)
2.J・S・バッハ/フランス組曲より
      ガヴォットとサラバンド
     (ノーマン・ライデン編)
3.メンデルスゾーン/Ehre Sei Gott in der Hohe
     (マーティン・ハックルマン編)
4.J・S・バッハ/目覚めよ、と呼ぶ声あり
      (ジョン・コックス編) 
5.メンデルスゾーン/6つのアンセム
      (マーティン・ハックルマン編)
6.J・S・バッハ/トッカータとフーガ ニ短調
      (ジョン・コックス編)
7.メンデルスゾーン/詩篇22番Op78−3
      (マーティン・ハックルマン編)
8.J・S・バッハ/パッサカリアとフーガ ハ短調
      (ジョン・コックス編)
   ノーマン・ライデン指揮(バッハ)
   ニール・デポンテ指揮(メンデルスゾーン)
  オレゴン・シンフォニー・ホルンズ&フレンズ
  オレゴン・シンフォニー・ホルン・セクション
  ジョン・コックス(ホルン)
  ヨーゼフ・ベルガー(ホルン)
  マリー・グラント(ホルン)
  バートン・パーカー(ホルン)
  ローレンス・ジョンソン(ホルン)
  ハビエル・ガンダラ(ホルン)
  ゲスト(パシフィック・ノースウェスト)
  マーティン・ハックルマン(ホルン)
  ドーン・ハイレット(ホルン)
  エドワード・マックマヌス(ホルン)
  ウィリアム・オールサップ(ホルン)
  テリー・ホフマン(ホルン)
  録音 1994年9月6&7日

 オレゴン・シンフォニーのホルン・セクションとパシフィック・ノースウェストのホルン・メンバーによるホルン・アンサンブルです。バッハのトッカータとフーガなどは他にも録音がありますが、メンデルスゾーンの声楽作品をホルン・アンサンブルで演奏するのは珍しいでしょう。
 バッハの「目覚めよ、と呼ぶ声あり」はバボラークのソロ録音もありますが、この編曲は神聖な響きを感じます。トッカータのフーガは角笛集団の録音もありますが、この演奏はソロホルンがあったりアンサンブルになったりと大変興味深いです。
 メンデルスゾーンは狩の歌の作品もありますが、このアルバムは宗教曲や合唱曲からの編曲を演奏しています。宗教的な響きを出すにはホルンは最適ですので、この演奏はまたどの曲でも深遠な響きが素晴らしく、編曲者のマーティン・ハックルマンには感謝です


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