ノルベルト・ハウプトマン

モーツァルト/協奏交響曲変ホ長調K297b(1991)
CD(SONY 88697761522-7)

モーツァルト/協奏交響曲集
1.協奏交響曲変ホ長調K364
2.協奏交響曲変ホ長調K297b

  ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)(1)
  ウォルフラム・クリスト(ヴィオラ)(1)
  ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)(2)
  アロイス・ブランドホ−ファー(クラリネット)(2)
  ノルベルト・ハウプトマン(ホルン)(2)
  ダニエレ・ダミアーノ(ファゴット)(2)
  クラウディオ・アバド指揮(1)
  カルロ・マリア・ジュリーニ指揮(2)
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   録音 1994年(1)
       1991年(2)

 ベルリン・フィルハーモニーのモーツァルト録音の中の1枚です。アバドとジュリーニによる2つの協奏交響曲はベルリン・フィルの首席奏者たちによる素晴らしい演奏が繰り広げられます。
 ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K364は多くの録音がある名曲です。2人の首席による演奏は気の合うメンバー同士で息がピッタリで申し分ありません。
 オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための協奏交響曲変ホ長調K297bは木管とホルンによる4人のソリストが歌う名曲です。ハウプトマンは20年ぶり、他のソリストは初録音でしょう。ベルリン・フィルの首席たちによる演奏はアンサンブルの妙技とオーケストラのうまさで完璧なものになっています。ジュリーニのサポートも素晴らしい。シェレンベルガーのオーボエ、ブランドホーファーのクラリネットも良い響きです。またファゴットとホルンの調和のとれた響きも絶品です。


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