ローラント・ホルヴァート

ホルンとピアノのための音楽第6集/J・シュトラウス/南国のバラ、他
CD(ARICORD CDA-10001)

ホルンとピアノのための音楽第6集
1.ショパン/練習曲ホ長調Op10-3「別れの曲」
2.ドビュッシー/練習曲第11番
      〜組み合わされたアルペジオのための
3.   〃  /ロマンス ニ長調
4.   〃  /喜びの島
5.ペリンカ/Metanoeite Op13
6.プロコフィエフ/ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op83
7.ソイカ/Psichose Op2-43
8.ガーシュイン/3つの前奏曲
9.J・シュトラウスU/南国のバラOp388
10.ホイベルガー/オペラ舞踏会から
              「別室に行きましょう」

  ローラント・ホルヴァート(ウィンナホルン)
            (1、3、5、7、9&10)
  アンネ・マディソン(ピアノ)(1〜10) 
  録音 2000年頃

 ローラント・ホルヴァートのホルンとピアノのための音楽第6集です。ピアノ曲とホルンの曲が交互に演奏されます。
 ショパンの「別れの曲」をホルンで吹くのは珍しいですが、味わいのある演奏です。透明感のある高音がきれいです。
 ドビュッシーの練習曲第11番はピアノ曲で「組み合わされたアルペジオのための」という副題があります。「ロマンス ニ長調」は歌曲で「2つのロマンス」の第1曲です。ホルンへの編曲はマハラと思われます。「喜びの島」はピアノ作品で1904年に書かれています。
 ペリンカの「Metanoeite Op13」はホルンとピアノのための作品。ピアノの劇的な響きと力強いホルンが流れます。
 プロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番は3つの戦争ソナタの中の1曲です。高度なテクニックが要求される作品です。1943年にリヒテルによって初演された名曲。
 ウルフ・ディーター・ソイカ(1954〜)のPsichose Op2-43はホルンとピアノのための作品です。哀愁的な主題がホルンで歌われます。
 ガーシュインの「3つの前奏曲」はピアノ作品。ジャズ風な楽しい曲です。J・シュトラウスU世のワルツ「南国のバラ」はヨハンの代表作の1つです。ホルンとピアノだけで演奏されています。ウィンナホルンの音色がたっぷり楽しめます。
 リヒャルト・ホイベルガー(1850〜1914)の代表作「オペラ舞踏会」から二重唱「別室に行きましょう」がホルンとピアノで歌われます。なんともいえない世界が広がります。


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