デニス・ブレイン
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CD(EMI TOCE-14016)モノラル
モーツァルト/ホルン協奏曲全集
1.ホルン協奏曲第1番ニ長調K412&514
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
4.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
5.ピアノと木管の為の五重奏曲K452
デニス・ブレイン(ホルン)(1〜5)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
フィルハーモニア管弦楽団(1〜4)
コリン・ホースリー(ピアノ)(5)
デニス・ブレイン木管合奏団(5)
録音 1953年11月12、13&23日(1〜4)
1954年5月19&23日(5)
不世出のホルン奏者デニス・ブレインが録音した世界初モーツァルトのホルン協奏曲全集でした。
デニス・ブレインのモーツァルトは明るく甘いトーンで聴く者をうっとりさせます。このように美しいモーツァルトはありません。ホルンを聴くならやっぱりブレインです。
ホルン協奏曲第1番の冒頭からとてもホルンとは思えないような柔らかな音が響きます。ホルン協奏曲第3番とホルン協奏曲第4番のカデンツァの歯切れ良さ、低音から高音までにくいまでの安定した音色と音量、タンギング、レガート、滑らかな演奏・・・・はたしてブレインを越えるホルン吹きがいるかどうか・・・。私はホルン協奏曲第2番の演奏がとても好きで、特にロンドのうまさがたまりません。
ちなみにこのブレインをサポートしたカラヤンはオーケストラもレガートで演奏するのでモーツァルトの美しさをこの上ないものにしています。
ピアノと木管の為の五重奏曲はブレインが主宰する木管アンサンブルとコリン・ホースリーによる演奏です。ブレインはアンサンブルをたくさん演奏していました。この作品はもう1つギーゼキングとの録音があります。
CDは2007年発売のEMIミュージック・ジャパン盤です。 |
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