デニス・ブレイン
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CD(Archipel ARPCD 0207)
デニス・ブレインの芸術
1.ハイドン/交響曲第31番「ホルン信号」第1楽章
J・A・ウェストラップ/管弦楽伴奏、ブレイン他
録音 1952年9月
2.モーツァルト/ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
デニス・ブレイン(ホルン)
ワルター・ジュスキント/フィルハーモニア管弦楽団
録音 1946年3月27日
3.モーツァルト/ピアノと木管の為の五重奏曲K452
コリン・ホースリー(ピアノ)
デニス・ブレイン木管合奏団
録音 1954年5月19&23日
4.モーツァルト ディヴェルティメント第16番変ホ長調
第2楽章、第3楽章(ベインズ編)
デニス・ブレイン管楽合奏団
録音 1952年11月
5.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ へ長調Op17
ブレイン(ホルン)デニス・マシューズ(P)
録音 1944年2月21日
6.シューマン/アダージョとアレグロ変イ長調Op70
ブレイン(ホルン)ジェラルド・ムーア(P)
録音 1952年4月22日
このアルバムはデニス・ブレインの名演集です。ソロ曲、ホルン協奏曲やアンサンブルが収録されています。いずれも歴史的名演です。
ハイドンの交響曲第31番「ホルン信号」は60年代にこの第1楽章がLPで発売されていましたが、録音は第1楽章と第4楽章があります。
モーツァルトのホルン協奏曲第2番はブレインが初めてモーツァルトの協奏曲を録音した記念すべき作品です。翌1947年にはR.シュトラウスのホルン協奏曲第1番も録音していました。
モーツァルトのピアノと木管の為の五重奏曲K452はブレインの木管アンサンブルの代表的な録音で未だに再発売されています。同じ作品を翌1955年にはギーゼキングのピアノでも録音していました。
ディヴェルティメント第16番は4つの楽章の作品ですが、ここではベインズが木管五重奏のために編曲した版を演奏しています。
ベートーヴェンの「ホルン・ソナタ」はブレインの映像も残っていますが、この録音は1944年にSP録音されたものです。ラウーのピストン・ホルンで演奏しています。いまだにブレインの代表録音のひとつとして何度も発売されています。その演奏の完璧なことは永遠のお手本です。
同様にシューマンの「アダージョとアレグロ」はこの作品の代表的な録音で、このアダージョとアレグロといえばまずブレインの録音が第一に思い出されます。低音から高音までよどみなく完璧な演奏をきかせてくれます。アレグロの鮮やかな演奏は何度聞いても素晴らしい。 |
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