ティモシー・ブラウン
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CD(PHILIPS 454469-2)
ブリテン/歌劇「カーリュー・リヴァー」Op71
フィリップ・ラングリッジ(テノール)(狂女)
トーマス・アレン(バス)(渡し守)
ギドン・サックス(バス)(修道院長)
サイモン・キーンリーサイド(バリトン)(旅人)
チャールズ・リチャードソン(ボーイソプラノ)(幽霊の声)
ジェイミー・マーティン(フルート)
ティモシー・ブラウン(ホルン)
レイチェル・ボルト(ヴィオラ)
クリストファー・ローレンス(コントラバス)
スカイラ・カンガ(ハープ)
トリスタン・フライ(パーカッション)
ジョン・コンステイブル(オルガン)
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団員&ロンドン・ヴォイシーズ
録音 1996年7月ヘンリー・ウッド・ホール
ブリテンの歌劇「カーリュー・リヴァー」は1964年に作曲された教会寓話三部作の第1作です。男声のみのソリストと合唱、オーケストラ・アンサンブルはヴィオラ、フルート、コントラバス、ホルン、ハープ、パーカッション、オルガンの7名という異色の組み合わせです。題材が日本の能「隅田川」というのも異色です。
ホルンは渡し守(フェリーマン)の歌唱のときに伴奏として使われています。ホルン・ソロの主題は渡し守の主題ですので全曲にわたって同じ音形が響いてきます。ブリテンらしいホルンの扱いが特徴的です。オペラでありながら女声が全く聞こえませんのでホルンを含む声楽作品として聴くことができます。ホルン・ファンには十分楽しめるでしょう。
ホルンはティモシー・ブラウンがその腕を十分に発揮した演奏です。マーティンのフルートと共にこの演奏では欠かせない楽器として存在感があります。 |
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