フランソワ・カニョン
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CD(POLYMNIE POL 490 335)
コンチネンタル・ホルン
1.ケリー・ターナー/ホルン四重奏曲第3番
2.ジョルジュ・バルボトゥ/ホルン四重奏曲第1番
3.パトリック・ジャック/クラスター・ホルン
4.Emile de Cloedt/ホルン四重奏曲
5.ヒンデミット/4本のホルンのためのソナタ
6.アレクサンドル・ミツシン/コンチェルティーノ
7.ボブ佐久間/ホルン四重奏曲「アテンプト」
8.ジョン・クラーク〜ウッド編/
マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
オリフォン四重奏団
リヨネル・スュラン(ホルン)
ミシェル・コカール(ホルン)
フランソワ・カニョン(ホルン)
ジャン=ピエール・サンディジエ(ホルン)
録音 2005年10月録音
オリフォン四重奏団の2つ目のアルバムです。コンチネンタル(欧風の)ホルンというタイトルで、アメリカ、フランス、ロシア、ドイツ、日本等の作曲家の作品を演奏しています。おなじみターナーやバルボトゥの作品、名曲ヒンデミットの作品、そして最近の作品ボブ佐久間の「アテンプト」も収録されています。
ターナーのホルン四重奏曲第3番は冒頭を飾るに相応しい勇ましい雰囲気の曲に始まります。4つの楽章からできています。バルボトゥの四重奏曲第1番はアンダンテのみの単一楽章ですが、バルボトゥが吹いているかのようなホルンの響きがきれいです。ビヴラートはありませんが。
パトリック・ジャックのクラスター・ホルン(ホルンの集合)は小品ながらも楽しい雰囲気があります。アマチュアにも吹けそうです。Emile de Cloedのホルン四重奏曲は楽しそうな曲で、これもアマチュアが挑戦できそうですね。
ヒンデミットの4本のホルンのためのソナタはもはやホルンアンサンブルの定番でしょう。オリフォンの演奏は素晴らしいもので、響きの調和、音色の良さがききどころでしょう。ミツシンはロシアの作曲家です。4本のホルンのための作品は他にもコンチェルトがあります。ロマン的な美しい曲です。
ボブ佐久間の「アテンプト」は東京ホルンクァルテットの委嘱作品です。3つの小品から構成されています。演奏はさすがに素晴らしい響きです。最後のジョン・クラークの作品は穏やかで美しい音楽です。夜想曲といってもよいかもしれません。 |
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