ジョルジュ・バルボトゥ
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CD(EINSATZ EZCD-003)
バッハ/ブランデンブルク協奏曲集
1.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
2. 〃 第2番ヘ長調BWV1047
3. 〃 第3番ト長調BWV1048
ジョルジュ・テシエ(ヴァイオリン)(1&2)
ロベール・カシエ(オーボエ)(1)
ルイ・ベルナール(ホルン)(1)
ジョルジュ・バルボトゥ(ホルン)(1)
ロジェ・デルモット(トランペット)(2)
ルシアン・ラヴァイオット(フルート)(2)
ヘルマン・シェルヘン指揮
セント・ソリ管弦楽団
録音 1954年
このアルバムはシェルヘンが1954年にパリの演奏家を集めて録音したものです。シェルヘンはこのあとウィーン国立歌劇場と再録音していました。
第1番ではホルンにバルボトゥの名前があります。ベルナールが1番ホルン、バルボトゥは2番ホルンを吹いています。第1楽章は2本のホルンのための協奏曲のようで、オーボエはあまり目立ちません。ホルンは大活躍で、フランスのホルン特有の明るい響きと軽いビヴラートが見事です。第2楽章はオーボエがきれいな穏やかな演奏です。第3楽章はホルンが明るく楽しそうに聞こえます。第4楽章は遅めのテンポのメヌエットがきれいです。第1トリオはオーボエが静かに響きます。中間部のポロネーズは弦楽がきれいです。第2トリオはホルンを強調した演奏で素晴らしい響きです。リピートしていないのがもったいです。
第2番はデルモットのピッコロ・トランペットが明るく響きます。ヴァイオリンとオーボエがきれいです。ここではリコーダーでなくフルートが使われています。第2楽章のヴァイオリン、オーボエとフルートの演奏は大変きれいです。第3楽章のトランペットとオーボエの掛け合いは聴きものです。
第3番は遅めの演奏で弦楽合奏が重厚に響きます。短いアダージョにはカデンツァが入りません。第3楽章は遅めのテンポで演奏しています。 |
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