ティモシー・ブラウン
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CD(L'OISEAU-LYRE 417 610−2)
ハイドン/協奏曲集
1.トランペット協奏曲変ホ長調
2.オルガン協奏曲ハ長調
3.ホルン協奏曲第1番ニ長調
フリーデマン・インマー(トランペット)(1)
クリストファー・ホグウッド(オルガン)(2)
ィモシー・ブラウン(ナチュラルホルン)(3)
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント・ミュージック室内管弦楽団
録音1986年8月&1987年1月
これは古楽器によるハイドンの協奏曲です。
トランペット協奏曲は19世紀はじめの有鍵トランペットのコピーを使っていますので、時には不自然な音がありますが音階は問題なく吹けています。インマーのトランペットは第1楽章から丁寧な演奏をしています。きれいな響きのトランペットです。カデンツァも見事な演奏です。第2楽章のきれいな響き、第3楽章の快適な演奏はオーケストラと共に素晴らしい演奏です。
オルガン協奏曲はホグウッドのオルガン演奏です。豪快な響きが素晴らしいです。第1楽章からオーケストラの厚い響き、オルガンの華麗な響きが流れます。第2楽章は弦楽の美しい響きとオルガン・ソロの美しい響きが見事です。第3楽章は管楽器が盛大に響きますので豪快な演奏になります。見事な演奏です。
ホルン協奏曲第1番はティモシー・ブラウンのナチュラルホルンによる演奏です。ホルンは1830年のラウーのホルンです。ティモシーはモーツァルトのホルン協奏曲全集を1989年に録音していますが、ナチュラルホルンではハイドンのホルン協奏曲第1番の方が早かったのでした。第1楽章からきれいな響きのホルンです。ゲシュトップ奏法による閉止音はありますが、きれいな響きの演奏です。カデンツァも見事な演奏です。第2楽章は高音域から低音域まで見事な響きを出しています。素晴らしいホルンです。カデンツァもきれいな演奏です。第3楽章のアレグロは快適な演奏です。きれいなナチュラルホルンによる演奏は素晴らしいです。深みがあります。カデンツァもまた見事な演奏です。これは名演です。 |
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