デニス・ブレイン
R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調(1947) |
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CDR(GOODIES 78CDR−3921)
R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op11
デニス・ブレイン(ホルン)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
録音 1947年5月21日
デニス・ブレインによるシュトラウスのホルン協奏曲第1番で最初の録音でした。ピストンホルンを吹いたシュトラウスでブレインの完璧な演奏です。ブレインはこの録音が気に入っていたようです。戦前の録音で世界初録音でしょう。当時これほど見事なホルンを吹く演奏家はいなかったのでしょう。
ホルン協奏曲第1番はガリエラのサポートを受けて軽やかなホルンで吹く第1楽章が大変きれいな演奏です。ピストンホルンのきれいな響きが素晴らしいです。オーケストラもよい響きです。若い時のブレインのホルンには力強さも感じられます。途中に切れ目が入るのはSPレコードの切れ目です。
第2楽章のアンダンテはブレインのホルンの甘い響きの聴きどころです。これもきれいな演奏です。中間部では木管とホルンが良い響きです。
第3楽章のアレグロも見事な演奏です。このロンドはリヒャルト・シュトラウスが狩のホルンのように歌わせるもので、木管楽器との絡みの素晴らしさ、ブレインのきれいなホルンは素晴らしいです。リタルダンドからフェルマータのあとに切れ目があります。それからの見事な演奏、カデンツァからコーダまでの速めのテンポでの演奏は絶品です。名演奏です。思わず拍手です。
(これはSPレコードからのダイレクト録音によるディスクです。) |
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