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ピーテル・ハウダーヤーン
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ＣＤ（自主制作 WVH ００３）
モーツァルト／ホルン協奏曲全集
１．ホルン協奏曲第２番変ホ長調Ｋ４１７
２．ホルン協奏曲第３番変ホ長調Ｋ４４７
３．ホルン協奏曲第１番ニ長調Ｋ４１２
４．ホルン協奏曲第４番変ホ長調Ｋ４９５
ピーテル・ハウダーヤーン（ホルン）
（パックスマン使用）
マリエン・ファン・スターレン指揮
アマデウス・アンサンブル
録音 １９８５年８月３１日＆９月１日
オランダのホルン奏者ピーテル・ハウダーヤーン（１９３５〜２０１５）によるモーツァルトのホルン協奏曲全集です。彼は１９６１年からロッテルダム・フィルの首席をつとめていました。
ホルン協奏曲第２番は厚みのある弦楽にのって美しく太めの音のホルンが響きます。滑らかなホルンによるモーツァルトは気持ちの良いものです。第２楽章の朗々としたホルン、第３楽章のロンドもきれいです。
ホルン協奏曲第３番は滑らかなホルンが弾むような弦楽にのって歌われます。レガートのきれいな演奏です。自作のカデンツァも見事です。第２楽章：ロマンスは優雅に歌います。第３楽章は快活で楽しそうに演奏しています。
ホルン協奏曲第１番は弦楽の美しい響きと滑らかなホルンが素晴らしい。タックウェルを彷彿させます。第２楽章はジェスマイアー版による演奏です。
ホルン協奏曲第４番は厚みのあるオーケストラにのってホルンが朗々と歌います。ホールトーンがよく奥深い響きが印象的です。ハウダーヤーンのテクニックは完璧でなんの苦も無く吹いているかのようです。ここでも自作のカデンツァは素晴らしいものです。第２楽章のロマンスはきれいな響きで歌われ、第３楽章ロンドは軽やかな演奏です。コーダ前に短いカデンツァが挿入されています。このアルバムはとても良い演奏です。 |
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