ジェフリー・ブライアント
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CD1(EMI ROYAL CLASSICS ROY6401)
CD2(EMI ROYAL CLASSICS ROY6402)
バッハ/ブランデンブルク協奏曲全集
CD1
1.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
2. 〃 第3番ト長調BWV1048
3. 〃 第5番ニ長調BWV1050
CD2
4.ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
5. 〃 第4番ト長調BWV1049
6. 〃 第6番変ロ長調BWV1051
ロジャー・ウィンフィールド(オーボエ)(1&4)
ロバート・カターモール(オーボエ)(1)
モーリス・チェッカー(オーボエ)(1)
ジェフリー・ブライアント(ホルン)(1)
コリン・ハーテックス(ホルン)(1)
ニール・レヴェスリー(ファゴット)(1)
ロドニー・フレンド(ヴァイオリン)(1、3&4)
ダグラス・ウィッタカー(フルート)(3)
レイモンド・レッパード(チェンバロ)(3)
デイヴィッド・マンロウ(リコーダー(4&5)
ゴードン・ウェッブ(トランペット)(4)
ジェラルド・ジャーヴィス(ヴァイオリン)(5)
ジョン・ターナー(リコーダー)(5)
アレクサンダー・キャメロン(チェロ)(6)
ウィリアム・ウェブスター(コントラバス)(6)
ヴァルダ・アヴェリング(チェンバロ)(6)
サー・エイドリアン・ボールト指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1973年
サー・エイドリアン・ボールト指揮のロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によるブランデンブルク協奏曲全集です。リコーダーはデイヴィッド・マンロウ、チェンバロにはレイモンド・レッパードの演奏があります。
ブランデンブルク協奏曲第1番は弦楽の良い響き、ブライアントらのホルンがきれいです。3本のオーボエも良い響きです。第2楽章もウィンフィールドらの美しいオーボエが、ロドニー・フレンドのヴァイオリンと共にきれいに響きます。第3楽章は2本のホルンが明るく快適なテンポで響きます。ヴァイオリンとオーボエのソロもきれいです。第4楽章のメヌエットはやや遅めのテンポです。第1トリオのオーボエとファゴットの美しい響きは見事な演奏です。ポロネーズは良いテンポで弦楽のさわやかな響きがきれいです。第2トリオのホルンとオーボエは程よいテンポで大変素晴らしい演奏です。このメヌエットは大変素晴らしい演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第3番は弦楽合奏で演奏します。第1楽章は快適なテンポで素晴らしいアンサンブルです。第2楽章のアダージョはチェンバロが弦楽に重なる短いものです。第3楽章は勢いのある演奏で弦楽の厚みのある響きが素晴らしいです。
ブランデンブルク協奏曲第5番はウィッタカーのフルート、ロドニー・フレンドのヴァイオリン、レイモンド・レッパードのチェンバロによる演奏です。第1楽章冒頭の軽やかな弦楽による演奏に続くフルート、ヴァイオリン、チェンバロがきれいな響きです。後半のレッパードのチェンバロ独奏が聴きものです。第5番はここが聞きどころです。第2楽章のフルート、ヴァイオリン、チェンバロのトリオ・ソナタはよい響きの演奏です。チェンバロがきれいです。第3楽章もフルートの快い響き、ヴァイオリンとチェンバロも素晴らしい演奏です。これは見事な演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第2番のトランペットはゴードン・ウェッブがピッコロ・トランペットを演奏しています。きれいな音色のトランペットです。これは素晴らしい演奏です。ウィンフィールドのオーボエやデイヴィッド・マンロウのリコーダーもきれいに響きます。第2楽章はオーボエ、リコーダー、ヴァイオリンが通奏低音と共に大変きれいな演奏です。第3楽章のトランペットはきれいで完璧な演奏です。リコーダーやオーボエもきれいな演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第4番のリコーダーはデイヴィッド・マンロウとジョン・ターナーによる演奏です。これこそリコーダーの和音と言える素晴らしい響きです。ジャーヴィスのヴァイオリンと共に良い響きです。第2楽章のアンダンテは冒頭の弦楽がよい響きです。リコーダーとヴァイオリンも良い響きを出しています。第3楽章の冒頭はフーガですが、この演奏は素晴らしいものになっています。ヴァイオリンも見事な演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第6番はヴィオラ、チェロ、コントラバスとチェンバロで演奏しているようです。ヴィオラ・ダ・ガンバの記載がありません。この作品は中低音楽器の美しい響きがあります。ボールトが引き出すバッハの音楽は見事です。第1楽章から勢いのある演奏です。第2楽章も中低音の弦楽器の美しい響きがあります。第3楽章も大変素晴らしいアンサンブルです。これは素晴らしい演奏です。 |
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